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「ふーんそれじゃあ2人はほんとにほんとに恋人さんじゃないのってミサカはミサカは確認してみる」

『うん、そうだよ』




打ち止めが部屋に戻ってきた



今は一方通行のベッドの足元に座り落ち着いてくれている




一方通行はなんか不機嫌
クソガキとか言ってたし、まあいつもこんな顔だからホッといてよさそう



他の妹達と比べ感情豊かな彼女は
足をバタバタとさせて


私たちを交互に見ている。




打「ならあなたとこの人はどういう関係?ってミサカはミサカは質問してみる」

『どういう関係…っていうとなんだか難しい気がするけど』

打「複雑な心境なの?っとミサカはミサカは乙女心を汲み取りつつそこを詳しく聞きたいとソワソワしてみる」




うーん。。
なんだろ、感情豊かなのはいい事だけど
ここまでなのはちょっと厄介カモ…


乙女心と言われても

ていうかちょっとおマセさん?




一「いい加減騒ぐなクソガキ
コイツはただの古馴染みってだけだ」

打「えー!でも、抱きあってたんだしそれ以外にも何かあるとミサカはミサカは推測してみたり!」




なんでも知りたい年頃なんだろう

ちょっと…昔の私に似ている気がする。


私もこの位のときなんでも興味もって研究員困らせてたっけなー




『もうその辺にしとこ
この人怒らせると後が面倒だし』



主に私が。



打「むーホントは甘酸っぱいお話とかドロドロの愛憎劇を期待したけどそこまで言うならミサカはミサカは大人になる」

『あ、ありがとう…;』




ミサカネットワーク、ちょっと問題ありじゃないかしら?



本当にしょんぼりとするから
申し訳ない気すらおきるけど


残念ながら本当に私たちにそんな浮いた話はないのだ



恋とかそう言うの、彼はどうなのか知んないけど

私には必要ないもの、とされている。




『(古馴染み、か)』




だからほんとにコイツの答えはおかしくない



おかしくないけど、



『…』

打「どうかしたの?ってミサカはミサカは訪ねてみる」

『ううんなんでも』




ちょっとばかし寂しさを感じるのは、なぜなんだろうか。

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作者名:弦一郎 | 作成日時:2019年7月11日 20時

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