検索窓
今日:12 hit、昨日:0 hit、合計:84,534 hit

05 ページ5

はぁ…まずった…



公園のベンチで横になるAは
通りすがりの人からしたら奇行だった



ヒソヒソと何か話し声も聞こえるが
そんなのを気にしている程に余裕もない状態



『(昨日さすがにはっちゃけ過ぎたかなぁ〜)』



朝日が登っていい天気の中ベンチでうつ伏せで横たわる彼女は

昨日の研究所襲撃で思いのほか能力を使いすぎてしまったらしい。




身体がぜんっぜん動かない…
こりゃアレだけ文字通りエネルギー切れ


お腹すいたぁ状態。




連日のバイト生活で太陽光を浴びに浴びていたとはいえ


妹達へのエネルギー分配、シールドに挙句散々暴れたのだからそりゃこうなるか…




『…ていうか普通にお腹すいた。』




それでもちゃっちゃと病院にデータを持って行かないといけないし
冥土帰しにはアイツの病室にいてやれとか言われるし。




いやはや、病院に行くのは大賛成
けど、勝手にエネルギーを吸う私の身体は長居するのはよくはないのだ



だからある程度エネルギーを蓄えてから…
とはいえ早く行かないといけないのは事実。



夜が開けて、浴びに浴びた太陽光で体は充電完了。




彼女が再びバイクに跨って病院を目指したのは
一方通行が目を覚ましたほんの少し後の事だった

06→←04



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (37 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
54人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:弦一郎 | 作成日時:2019年7月11日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。