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やってきた建物は傍から見れば立派なオフィスのようなもの


ただ若干、薄ら暗く感じるのは
ここにいる人間が闇側だからかなんなのか。



どちらにせよここはほぼ無人。



暗部の組織に依頼を出す構成員と
あとはその下の掃除、回収班なのがスタンバってるくらいで

重要な組織の方々は、あんまり来ないのだ





「君がここに出向くとは…
用があれば電話でもしてくればいいもの」

『パソコンが使える状況じゃなかったの
それに…バイクじゃ電話しにくいしね』




どデカいモニター越しに喋るヤツは
言うなれば上司ってヤツだ。



どこの誰だかは知らない
ただ気まぐれに連絡をよこしては面倒事を押し付けるブラックさん




「暗部としての活躍はこちらも助かっている
そんな君がわざわざコンタクトを取るのは一体どう言う要件かな?」

『そう言うのいいから
天井亜雄という男に最近コンタクトとった組織を教えてくれ』

「こちらがそれに答えるとでも?」

『…欠陥電気達が反乱を起こす可能性がある、と言ったら?』


「…外部の組織だ
そこまでしか把握していない」




モニターがプツンと切れる




(嫌な予感は当たるもんだナ)



これぞ女のカンってやつかしら?




考えればヒントはすでに手中にあった

実験に用意されていた妹達は2万
それなのに20001というのがおかしいのだ

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作者名:弦一郎 | 作成日時:2019年7月11日 20時

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