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翌日、目を覚ました一方通行
打「人の寝顔は素直な表情になるもんどすなぁ〜ってミサカはミサカは似非京都弁を使ってみたり!」
一「あァ?」
雑魚寝から体を起こすと
自宅と変わらない間取りを見渡した
ソファーが無い分広く感じる
そして昨日散らかっていた服や書類がキレイさっぱり片付けられていた
ついでに家主も居ない。
一「Aはどこ行ったンだ?」
打「あ!あの人ならバイトだって。ミサカはミサカは昨日あの人に道を聞いてここに来たんだよ!って事後報告してみる」
一「アイツがァ?つゥかバイトしてるやつにどうやって会ったンだよ」
打「あの人はね婦警さんの仕事で看板持って街のパトロールしてたんだよ!ってミサカはミサカは昨日のあの人の姿を思い出してみる!」
ついでに寝顔は素直な表情になるって教えてくれたのもあの人なの!
って楽しそうに語る打ち止めに一方通行はもうどうにでもなれ。という表情をするだけ
「(バイトに行く、なんて聞いちゃいなかったが…)」
既に出かけてる本人に何を言えるわけじゃない
打「ところでところで!おはようよりも、もうこんにちはの時間なんだけどお腹がすいたのでミサカはミサカは何か作って欲しいなとお願いしてみたり」
一「あァ?なンで俺が…」
打「だって、あの人はお仕事行っちゃったし、頼み事はあなたに言えって、ミサカはミサカは即答してみる」
寝起きに、勘弁してくれとため息と同時に周りを見渡す。
料理なんてしやしないから、材料があっても作れない。
そもそも勝手に使っていいのかもわからない
他になにかって探しても、この部屋もなかなか質素である
一通りの台所家電に、机にタンス…後はパソコンくらい
打「あっ待って、どこに行くの〜ってミサカはミサカもあなたについて行ってみる」
とりあえず、外食にすっかァ。
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作者名:弦一郎 | 作成日時:2019年7月11日 20時