検索窓
今日:1 hit、昨日:7 hit、合計:10,010 hit

【神崎左門の場合・壱】 ページ1

_______謝らなければいけないことがあるんだ




それをどう口に出せばいいのかわからずじまいで
結局ここまできてしまった。多分、その言葉は一生言えないだろう




左門「A。僕がみんなを殺したんだ」



間接的に言えば、だが



そう言えばAは何故と問う
そして、私を殺してくれと懇願してきた




左門「深い理由なんてない。僕が曲者で、元々裏切る予定だっただけの話だ。それと、Aの要望には応えられない。お前は人質だからな」




情報を流したとしても、やはりプロ忍者やそれに近しい者がいる忍術学園を
完全に潰す事は不可能だった。その為下級生たちは皆人質として城に捕らえられている




忍術学園の学園長が、未来ある忍たま達をとるか、忍術学園の存続を望むか
僕だったら後者を選ぶ。代わりなんていくらでも立つのだから


まぁ。どちらを選ぶにしろ、忍術学園そのものを無くすか
忍術学園への信頼を無くすかのどちらかなのだが




左門「A。やっと2人っきりになれて僕は嬉しいぞ?ずっと、ずっと、ずっと。こうしていたいと何度望んだことか」



忍術学園。あそこでは校内の恋愛禁止が掲げられている
だからと言って隠しているのも僕の性格上無理な話だった
だから、この日を楽しみに待っていたんだ




左門「なんだ、その顔は。僕だって人並みに恋はするぞ!」




Aの縛られて少し赤い跡の残る手首を掴む
一生離さないと耳元で呟けば、Aはビクリと肩を揺らし大粒の涙を流した

【神崎左門の場合・弐】→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
7人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

夢少女リノ - 病んでれぇ…うぉぉぉぉおお!!!!好きだァァァ! (2017年11月26日 18時) (レス) id: f529f52eea (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作成日時:2017年11月26日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。