ブラッディ・マリー (ページ25)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:133,111 hit

Marry23 ページ25

シ｢と､いうわけで
奇襲攻撃を仕掛けます｣

昨日､原宿で助けた少女の情報でシノア達は吸血鬼のアジトへの襲撃を決めた

シ｢吸血鬼は7人｡我々より多いので早朝彼らが眠っている時に攻め込みます
武装していた場合は絶対に勝てませんので
やはり逃げます｣

と､まぁそんな感じで吸血鬼のアジトである
表参道駅の中へ入った6人だったが

君｢なんだよこれ､､､｣

そこには吸血鬼が見張っていないのに逃げ出そうとしない人間たちがそこら中に座りこんでいた

優｢､､､｣

何かを思い出すように唇をかんだのを横目に
Aは駅全体を見渡した

貴｢､､やな感じ｣

そんな彼らを

三｢早く行くぞ B3フロアだ｣

急かすように三葉が先頭を行く

ふと何かに気づいたAだがそれより先に
フロアのガラスを割って飛び出してきた影が三葉を捕らえた

貴｢羅しょ､､吸｢動くな｣

ﾁｯと撃ちかけていた銃を下ろしたAに
今度は与一が声をあげた

与｢4､5､､9人!?｣

シ｢情報と数が､､｣

そこで吸血鬼達がニヤッと笑った

吸｢その情報は誰からだったかな｣

6人の脳裏にあの少女の顔が浮かぶ

三｢貴様ら､､子供を利用したのか｣

吸｢ハハッ人間は醜いな
家族を人質にされると簡単に同族を売r､､｣

吸血鬼の言葉を遮って優が近くにいたザコ吸血鬼を斬った

優｢そりゃあよくご存知で｣

ニッと笑った優は剣を
三葉を掴む吸血鬼へと向けた

優｢家族の為にならどんな事でもできる
それを醜いっていうなら
その醜さに怯えて死ね吸血鬼!!!｣

一気に三葉の元へと駆けて行く優に
やれやれと君月達もそれを援護するように武器をとった