INIの紅一点は最年長です 2 (ページ6)

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俺だけページ6

京介side

藤牧京介です。今日は特別にもとちゃんの普段の生活を俺視点からお送りします。

もとちゃんは周りに合わせるのがいい意味で上手。

迅「待ってAちゃんえぐいって笑」

理人「さすが俺のAちゃんっすね笑」

迅「違うやろー！俺の！」

A「もうどっちでもいいから〜！！」

年下組といる時は本当にマンネなんじゃね？ってくらいはしゃいでいる。

洸人「A、柾哉ココア飲む？」

A「飲む、ありがと」

柾哉「飲む飲む」

柾哉「今日の練習どうしよっか」

A「歌番の時の確認と、あとは基礎トレとかでもいい気がする。」

洸人「俺もそれでいいと思う」

そう言って3人で椅子に座って年長組が話し合っている時はやっぱり大人な最年長なんだなーと感じる。

ね？合わせるの上手でしょ？

将吾くんや豊凡といる時はやっぱりぽわっとなってるし。

威尊といる時は威尊のエスコートぶりに負けて
結局姫してるし。

なんか、俺もそういうの欲しい。

途端にそう思って、ちょうど隣を通ったもとちゃんに声をかけた。

京介「もとちゃんもとちゃん」

A「はいはい」

……呼んだはいいけど話すことなんもないな。

A「えぇなになに笑」

京介「俺らってさ……ケミつけるとしたらなんだろ」

……何だこの質問。

A「社会人経験組」

京介「即答だねえ」

もとちゃん社会人経験者だったんだ。

A「普通に会社員やってたからね笑」

京介「初めて聞いたかも」

A「初めて言ったかも。」

京介「じゃあ俺だけ知ってる？」

A「多分。言う機会もなかったし」

俺だけか。なんか嬉しい。

A「何嬉しいのー？」

京介「別にそんなんじゃないけど、！」

京介「他の人には言わないでください！」

A「嬉しいんじゃん笑」

A「言う機会ないし言わないよ笑」

1個くらいは俺だけが知ってることあってもいいよね。