INIの紅一点は最年長です 2 (ページ34)

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話したいことページ34

Aside

なんかこのままふわふわ飛んでけるんじゃないかってくらいおかしな思考をしている私。

A「はぁ……辞めたくないよ、」

自分のために、INIを続けるか

私をよく思わない他メンのMINIの子のためにINIを抜けるか

2択なのかもしれない。

冷静になってみても、それはいくら経っても答えが出なかった。

私にとってみんなは必要だけど、みんなにとって私は必要とされてるのかな

ダンスだって、私より得意な人はたくさんいて

ボーカルは自信はあるけど、他にも上手な人はいて、
私的にポジションを探したらボーカルってだけ。

ラップはやったことない。

私って何ができるんだろう。

MCもできないし、まとめるのも全部きむや洸人に任せっきり。

最年長なのに、もっとしっかりしなきゃいけないのに

大きくため息をついた時、控えめにドアのノック音が聞こえた。

A「はーい」

京介「藤牧京介ー」

A「空いてるよー」

そう言うとガチャっとドアが開けられて、京ちゃんが入ってきた。

京介「鍵閉めなきゃダメでしょ」

そうしてご丁寧に鍵を閉めてくれる京ちゃん。

A「ごめんごめん」

A「珍しいね、どうしたの」

京介「体調、大丈夫かなって」

A「あー、なんか寝たらスッキリーって感じ」

万全ではないけど、さっきに比べたら全然マシ。

京介「ならいいけど」

こういう時、深掘りしてこない京ちゃんは助かるなーって思う。

A「まぁ座ってよー」

私が寝転んでいたベットをポンポンと叩いて京ちゃんを
招く。

A「でー？本当はどうしたの？」

本当は別に何かあるよね笑

失礼かもだけど、京ちゃんは心配する時は絶対メッセージ派で、会いにまで来てくれないから、こういう時はすぐわかっちゃうよ笑