INIの紅一点は最年長です 2 (ページ33)

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選択肢ページ33

Aside

A「ん……あれ、？」

ソファに運んでくれて、ぼーっと天井を見ていると、いつの間にか眠ってしまっていた。

最近なかなか眠れなかったから本当に良かったなと思う。

柾哉「あ、起きた？」

A「私…どのくらい寝てた？」

柾哉「20分くらい。全然寝てないよ」

20分って、睡眠時間にしては短いのにとんでもなく
体や頭がスッキリしていた。

いつもはガヤガヤしている控え室なはずなのに、今日は
とても静かで、周りを改めてよく見ると、静かに小競り合いしてたりと色々。

迅「あ、Aちゃん起きた！」

A「迅おはよー」

迅「おはようー」

柾哉「もうホテル戻っちゃいな」

あ、そっか、ホテル戻らないと。

A「スタッフさんに挨拶して戻っちゃうね、ありがとう」

洸人「俺も行くわ」

そうして一応付き添いということで、洸人とスタッフに
挨拶をしてホテルに戻った。

シャワーで汗を流して、ベットに座り込む。

A「……んー、」

私、このままINIとして活動を続けられるのかな

メンバーのみんなには本当に助けてもらっているし、
本音はずっとINIとして続けていきたい。

けど、私一人で多くのMINIの人が嫌な思いをするなら、
このグループを離れるのも選択肢の1つ。

これ以上私のせいで迷惑をかけたくないし、洸人の負担も
大きくなるし。

私無しのボーイズグループでもいいんじゃないかと思ってしまった。