INIの紅一点は最年長です 2 (ページ3)

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Aside

ライブから少し経って、今日は歌番組に出演することになっている。

INIとして、テレビに出るのは楽しいしパフォーマンスするのが好き。

だけど、最近は忙しくてなかなか体調が良くない。

さすがに疲れちゃってるのかな。

今日も歌番組なのに、頭痛と目眩がする。

でもこんなことで欠席なんてできないししなくない。

A「ふぅ……」

楽屋でみんながワイワイしてるけど、頭痛の時はそれがまぁまぁ苦痛だから、気分転換がてら水を買いに行くことにした。

迅「Aちゃん自販機行く？」

A「うん、！迅いる？」

迅「水お願いします！」

A「おっけー｣

水2本か。

そうして楽屋をでて水を買いに行く。

歩いてる方がなんとなく頭痛は楽だけど目眩はする。

目眩をとるか頭痛をとるか、。

でもパフォーマンス中は思いっきりやりきる予定だから頭痛だとか目眩だとか言ってる場合じゃない。

洸人「あれ？Aじゃん」

A「ひろさーん」

洸人「どうした体調悪い？」

洸人には何故かいつも私を見透かしたように、
思っていることがバレてるような気がする。

でもさすがに甘えすぎかも、？

A「ううん？別に？」

洸人「嘘つけよ｣

A「……頭痛と目眩が少々。」

洸人「ほらな？」

なんでそんなに洸人って私のことを知ってるんだろうか。

A「でも欠席するつもりないから。」

そうすると、洸人は呆れたように笑った。

洸人「言うと思った笑だけど無理だけはすんなよ？」

A「知ってる知ってる」

洸人「楽屋うるせーだろ？ここで休んでようぜ」

A「うん…」

そうして階段に2人で座る。

洸人「薬とかあれば良かったんだけどなー」

そうして本番ギリギリまで休んで、出演した。

少しだけでもパフォーマンス前に楽になるといいんだけど、。