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「はいどーぞ」
『あ、ありがとうございます…』
この世で手作りオムライスをこんなババアに食わせた後に私が大好きな缶ビールを渡してくれる高校生の誘拐犯が何処に居るだろうか。ってかこれ何処で買ってきたのよ。
まさかそのルックスで賄賂とか…女子店員を上手く言いくるめてお酒を買ってきた、とか…！？
無さそうで有りそう。こっわ、飲んでいいのこれ。
しかも開封済みだなこれ！！誰か飲んだの！？
「大丈夫だよ、それ僕が開けただけだから」
『な、なんで開けたんですか…』
「ねぇ、Aヌナ。」
『は、はい…』
「0.02mmの壁か直接か、どっちが良い？」
なんの話だよ、とも一瞬思った。話も逸らされた。
0.02mmの壁とは。意味深である。直接、とは。え？なに？何されるの？
同じ部屋で過ごすか0.02mmの壁作って暮らすか今聞かれてるとか無いよね？
『な、なんでも、良いと思います…？』
「そっかぁ…でも子供出来ても要らないし、やっぱりゴムかなぁ……」
『今とんでもない話されてますかね？』
「なんのこと？」
若い子怖い。おばさんついてけない。やめて、その顔でゴムとか言わないで。ほんとに夢壊れる。
もっと若くて可愛くてきゃぴきゃぴしてる女の子はダメなのか。例えばクラスで少し浮いてる女の子が気になり恋を落ちるとか。あるじゃん。あるあるじゃん。なんでこんなクソババアなの？
「Aヌナって処女なの？」
『ぶっ…』
「わ、ちょっと待っててね、ティッシュティッシュ…」
あまりに突然過ぎる問い掛けに飲んでいた酒を吹いた。
何度も言うけれど。そんな澄ました顔して人に処女かどうかなんて聞かないで欲しい。心臓に悪すぎて止まるかと思った。口から心臓飛び出るよほんと。
24歳にして処女…はは、引かれるね。完全に引かれるよね。
「こんなババアが未だに処女とかワロタTwitter載せよwww」
とか言われてもおかしく無い問題なのである。
「俺的には処女の方がかわいいし俺好みに変えられるから好きだけどね」
『ひいいい！！い、いつからいたんですか！！』
「え？今」
『そ、そんな真後ろでど下ネタ吐かれても、ほ、ほんとに、心臓止まる、……』
おばさんをからかっちゃいけませんよ。いつ死ぬか分かりませんよまじで。
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たまのんち - ジンさんメインのお話書いて欲しいです…。いきなりすいません！いつきさんの作品大好きです、ファイティン！ (2019年7月23日 9時) (
レス) id: 11b0bd599c (このIDを非表示/違反報告)
ユ ウ(プロフ) - 今回も人間味深い話でした。。次回ジミンちゃんの恋が実る話を期待しても良いですか…？ (2019年7月14日 23時) (レス) id: 0fa0ce548c (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(かなりのグクテテユンギペン) - もう最＆高しか言いようがない！です！ (2019年7月6日 21時) (レス) id: 60bba2aec4 (このIDを非表示/違反報告)
バブみ。(プロフ) - この物語大好きです！その後とか見たいです！これからも頑張ってください！応援しています！ (2019年7月6日 18時) (レス) id: 3a95b17b6c (このIDを非表示/違反報告)
バブみ。(プロフ) - この物語大好きです！ (2019年7月6日 18時) (レス) id: 3a95b17b6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いつき
x他2人 | 作成日時：2019年2月11日 12時
