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起きた時、服は着ていた。
隣にはとてつもない美形が座っていた。
慌てて飛び起きてベットから落ちた。ドスン。体重重すぎだろってくらい可愛くない効果音が鳴るのだが、昨日の記憶がフラッシュバックしてきて目が覚めた。
例えどんな事をされてもイケメンはイケメンなのだが、なんにしろ怖すぎる。
脚。お腹。首。背中ですら噛まれて舐められた。
私の守りに守った初体験は案外簡単に散ったのである……。
にしても。
ジョングクさんはなんで初めてだからと泣いた私にあんなに笑っていたのだろうか。
ふ、普通引くでしょ。キモいでしょ。この歳で処女って。
『…ちゃんと朝ごはんがあるううう！！怖いよぉおお！！！』
1人で叫んでも虚しさは消えず。
ううっ、お家に帰りたいよお母さん。今私誘拐されてるよ。
でもジミンさんみたいな人には来て欲しくない。じゃあどうすれば良いって！？
分かんないよぉおおお！！！
頑張れば指紋認証でイケやしないか。私の指紋を登録すれば良いのでは！！
“ パスワードを入力して下さい ”
出た文字に絶望。当たり前かと言えば当たり前だった。
じゃあどうすりゃ良いんだ。
またジミンさんの助けを待つ…とか。
ジョングクさんが帰ってきた瞬間にジョングクさんを押しのけ出て行くとか！！
い、いやでもな。ジョングクさん筋肉ゴリッゴリだったから出る隙間が無いかもしれん。
捕まった時殺される可能性もある。そうだ、あれは高校生ながら誘拐犯…
じゃあどうしろと。
窓…も無いし、で、出られるところ…も、無い…？
私はここで暇死するのかも知れない。
出来る限りジョングクさんには帰って来て欲しくないが、暇だから誰か相手になってくれないかというわがまますぎる要望である。
ジミンさんとジョングクさん以外だったら誰でも良い！
も、もう誰か私を助けてくれ。
と、その瞬間だった。
.
『…え、』
机の上に置いてあったのは、
恐らくジョングクさんの物だと思われるスマホだった。
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たまのんち - ジンさんメインのお話書いて欲しいです…。いきなりすいません！いつきさんの作品大好きです、ファイティン！ (2019年7月23日 9時) (
レス) id: 11b0bd599c (このIDを非表示/違反報告)
ユ ウ(プロフ) - 今回も人間味深い話でした。。次回ジミンちゃんの恋が実る話を期待しても良いですか…？ (2019年7月14日 23時) (レス) id: 0fa0ce548c (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(かなりのグクテテユンギペン) - もう最＆高しか言いようがない！です！ (2019年7月6日 21時) (レス) id: 60bba2aec4 (このIDを非表示/違反報告)
バブみ。(プロフ) - この物語大好きです！その後とか見たいです！これからも頑張ってください！応援しています！ (2019年7月6日 18時) (レス) id: 3a95b17b6c (このIDを非表示/違反報告)
バブみ。(プロフ) - この物語大好きです！ (2019年7月6日 18時) (レス) id: 3a95b17b6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いつき
x他2人 | 作成日時：2019年2月11日 12時
