捨て子が二人 ページ4
tnside
俺らは城にAを連れて帰った。
だが、案の定Aについて問い詰められた。
シャオロンやコネシマ、ゾムなどはかなり警戒しているようだった。
ショッピくんもいくらロリコンとはいえ、警戒していた。
「お前らうるさいなぁ!!俺が連れて帰ったんだからAはもうここの家族だ!!」
「それを決める権利はお前らにはない!!」
そのグルッペンの声でシーンとなった。
そして皆バラバラになりそれぞれ色んなことをしていた。
Aの様子を見ているやつや、密かにAに殺気を送っているやつ。
「グルッペン。お前、この子連れて帰ったからにはちゃんと面倒見ろよ」
「ん〜…まぁ頑張るゾ!!」
「まぁじゃないわ!!」
「お前が見んかったら誰が見ると思っとんのじゃ!!」
「え、トントンだろ?」
「その通りや、俺は書類で忙しいからお前がちゃんと見なあかんねん」
「……この子連れて帰ったんだもんな。責任持って面倒見るゾ!」
はぁホンマ、何でこんなことになるかなぁ…
絶対俺が面倒見んといけんくなる…
Aの方を見ると、俺らの大きい声で起きたのか目を擦ったり瞬きしたりしていた。
「グルッペン。起きたでA」
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