おにいさんたちだぁれ？【d!】 (ページ3)

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捨て子が一人ページ3

grside

俺らは城にこの子、Aを連れて帰った。

何で名前を知っているか？
親も親だ。捨てたかったわけじゃないらしい。

私達はこんな可愛い子を持って誇りに思います。
誰かこの子を私達の代わりに愛してあげてください
名前はAです。
どこの誰が拾ってくださるか分かりませんがこの子をよろしくお願いします

…………………いや、手紙にこう書いてあるだけであって捨てる気あったのかもな。
まぁ、そんなこと関係ないが。
すると、

「グルッペン、他の奴らにどう説明するんや」

と、Aを抱えたトントンが言う。

「そんなの拾ってきた、しかないだろう」

「大丈夫かそれ…てかショッピくんが反応するんちゃう？大丈夫か？」

「…………………まぁ大丈夫だろう」

何だかんだ言ってトントンもAのことを心配してるみたいだ。
てか返事聞かずに来たけど大丈夫なのかAは、

「Aなら寝てるで」

俺の気持ちを察したかのようにトントンが言う。
うん、顔かわええな(((

「よし、トントン早く帰るゾ」

「はぁ……………はいはい」