おにいさんたちだぁれ？【d!】 (ページ14)

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捨て子が十一人ページ14

夢主side

　

お父さんが仕事し始めたから私も絵を描き始める。

お父さんはかっこいいからかっこよく描けたらいいな！

『ふんふんふ〜ん』

クレヨンの黒色で顔と髪を描いた。

色塗りしよう！そう思って立ち上がったときに何かに躓いた。

　

　

　

箱…？

そう思ったときにはもう遅くてクレヨンの箱を落とし、お父さんを描いていた紙の上にクレヨンをばら撒いた。

お父さんを描いたつもりだったはずがクレヨンで汚れ、何か分からなくなっしまった。

「A？！」

『ぁ…………おと…さ、絵が………ぁ………ぐすっ』

「よしよし、大丈夫だゾ」

『でも、でもぉ……おとうさ、かいたのぐちゃぐちゃなったぁ……ひっぐ…』

「なら描き直せばいいだろう？今度は俺と一緒に描くか？」

『おとうさ、と、？』

「あぁ、そうだ」

『描く…！』

「よし、なら描こうか」

『うん！』

　

　

　

　

その後お父さんと一緒にお絵描きした。

私はお父さんとトントンさんとエーミールさんを描いた！
お父さんは一緒に色を塗ってくれたの！

楽しかったからまたお父さんと一緒にお絵描きしたいな、！

　

　

　

　

　

「(仲良さそうで何より、やな)」

実はAが心配になってこっそり陰から覗いていたトントンだった。