【呪術廻戦】特級怨霊の蛇姫

2話 ページ3

ぼんやりと洞穴の出口を見詰めながら古瀬 鈴が動かぬ自身の体を不意に見る。
薄暗く、わかりにくいが近くに骸骨が散乱していた。


鈴(私のように此処に何人も....くっ!)




少女の憎しみに対して蛇の群れが群がると呪いの渦となり、やがて...一つの塊へと変化した。
乱れままの衣装を更に乱れさせるように蛇が直接胸付近を巻き腹も同様に巻き付いていた。






鈴「許さない、許さない、許さない...


お前ら全員、呪い殺して殺るよ！」


呪いに殺された無数の魂が少女に現世で活動可能な時間や呪式、領域展開などの呪力を与えるように力を貸し与えたのだった。


村へと行くと既に人々が都内へと行方知れずになっていることに気付いたが“ただ„の復讐よりも楽しそうなことをしようと心踊らせるように哀しみの笑い声をあげて涙を流していた。
少女に行く道は、呪いの世界で生かされた“呪詛師„であった。

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