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〜 side ロンジュン 〜
泣き疲れて寝たAを1人で寝かせるのも不安だからとヒョン達の提案で俺達4人で寝る事になった。
勿論Aの隣はジャンケンで決めた結果、俺とジェミナになった。
RJ「こいつ、子供みたい」
JM「俺達も子供だからな」
HC「何も知らない感じが幼いよな」
RJ「そうそう、年下感があるんだよな」
JM「……寝顔も幼い」
ジェミナの方を向いて寝るAの寝顔はジェミナにしか見えなくて、悔しくなった俺はAの身体を揺するとこっちに寝返りを打たせた。けどすぐに後悔する。
JM「なっ、おい何して」
JN「Aが起きちゃうじゃん」
HC「どんだけ寝顔見たいんだよ…ってロンジュナ？」
何も返事をしない俺を不思議に思ったのか隣のヘチャニが俺を軽く叩く。それでやっと我に返ったけど、これは…
白い肌は泣いた跡が残っていて、それでも幸せな夢でも見てるのか口元は笑っていた。長い睫毛が影を作っていて窓から入る月の光で黒い髪が光って見える。
RJ「Aもさ、こうして見ると女の子なんだよな」
JM「…変な気起こしてない？思春期ボーイ」
RJ「お前もな」
HC「うっわ、寝顔可愛い」
JN「普段から可愛いよ、Aは」
HC「ジェノには甘えるから可愛いんだよ」
JM「ロンジュナとヘチャニには甘えないよな」
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いつの間にか眠っていて、起きてスマホを見れば4時と少し起きるには早い時間が表示されていて、もう少し寝ようと布団を被り直した。
……何かおかしい。
違和感を感じた俺はゆっくり布団を捲ると何故か俺に擦り寄るAが居て、思わず声を出しそうになったのを抑えて取り敢えず起こそうと細い肩を揺らしてみる。
それでも一向に起きないこの馬鹿はどうやら寒くて俺の体温目当てにこっちの布団に来たらしい。
まぁ嫌々と溜め息を吐く半面、ジェミナの方に行かなくて良かったと安心している自分も居た。
RJ「……本当馬鹿」
起こさない程度に抱き締め返せば嬉しそうに更に擦り寄って来るから、何だか俺まで嬉しくなって頬が緩んだ。
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HC「おい！何してんだよ！」
JM「ん？……って、はぁぁ！！？？」
JN「起きて、A」
「ん〜…？」
HC「何でロンジュナの布団に居んだよ！」
「……何でだろ？」
JM「ロンジュナ！！」
RJ「知らねぇし」
ヘチャニとジェミナよりもジェノの視線が怖かったのが俺の本音である。
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作者名：heram | 作成日時：2019年3月19日 9時
