プリン ページ12
渋谷side
時刻は夕方を回っていた。
渋谷(じゃぁ俺そろそろ帰るわな)
如月(……)
結局Aは目を覚まさないままやった。
そんな眠っているAに声を掛けて病室を出た。
すると、またAの様子を見に来た医者とすれ違った。
医者(もう今日はお帰りですね)
渋谷(えぇ、アイツのこと頼みます)
医者(はい。任せてください)
医者に挨拶をした後、その足で病院を出た。
もう今日は仕事も無いからそのまま家に帰ろうと病院を出た瞬間、メンバーの1人が息を切らして立っていた。
そこに立っていたのは、
大倉でもヤスでもない……
？？(はぁはぁはぁ…ｯは、すばるくん…)
渋谷(亮！)
錦戸(Aが心配で来てしまった…
1人しか行ったらアカンのは分かっててんけど…気になって…)
渋谷(そか、俺今から帰るし来たんやったら見に行ったり)
錦戸(うん…)
そこに居たのは紛れもなく錦戸亮やった。
そんな亮の手にはコンビニの袋が掛かっていた。
渋谷(それプリンか？)
錦戸(そう。笑
Aプリン好きやから)
渋谷(俺もプリン買ったわ。笑)
錦戸(くそぉ、被ったか！笑)
渋谷(ほな俺のんは亮に挙げるわ。)
錦戸(ありがとうございます。笑)
渋谷(はよ行ったり)
錦戸(そーですね、行ってきますわ！)
亮は少し嬉しそうな顔をして病院の中へ入っていった。
ホンマはプリンの話するまで亮は今にも泣き出しそうな目しとったで、笑
A良かったな、お前の好きな奴が来たで。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 97人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
枝豆(プロフ) - yasuda0911さん» yasuda0911さんコメントありがとうございます！ 本当ですか？！！そう言って頂けて嬉しい限りです^^ お話はまだまだ続きますので今後もWhiteberryをよろしくお願いします！ (2021年7月9日 11時) (
レス) id: 8cc89010e4 (このIDを非表示/違反報告)
yasuda0911(プロフ) - ガチ泣きして感動しました！これからも頑張ってください！ (2021年7月9日 0時) (レス) id: 39f9ce47b8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：枝豆 | 作成日時：2021年6月11日 20時
