強運の持ち主*ミヨン* ページ10
「ミヨンさんは最初から女優になりたかったわけじゃないんだ…でも私が歌手になったのは…
おじいちゃんの前で歌っていたら、Aの歌は人を幸せにするって言われたんです。
でも…勉強をしても弟や妹みたいに優秀なわけじゃない。
警察官の両親にテコンドーを無理やり習わされても全くダメで、ピアノを弾くことが楽しくて、おばあちゃんが勧めてくれたバレエが楽しかったんです。
気が付いたら…歌手になりたい。そう思って中学生の時にsmのオーディションを受けて合格して、練習生になったんです。
いくらうまくても華がないって言われて、ただ…凡人だけならいいんだ。君は自分に自信がないからクビって言われたんです。」
残酷…でも歌手になるのって大変なんだよね?ギョンピョも歌手になるのがダメだとあきらめた日にうちの事務所の社長が拾ったんだっけ?
でも疑問なのは…
ミヨン「だったら…何でデビューできたの?」
「適当に歌ってた私に社長が名刺くれたんです。
でも行く勇気はなくて…ボミが背中を押してくれて…気が付いたらヒョンソン君と組んでデビューできたんです…」
ミヨン「ボミ?」
「えっと…親友なんです。ボミがApinkでデビューしてもずっと私の背中を押してくれたんです。
ボミが…最後のチャンスだって…」
運がいいなって思う。だって…最後のチャンスでさえも掴む強運の持ち主。だって大好きな人の隣で歌えることが許されてる。
でも…
ミヨン「ヒョンソンが好きだったんだ…」
「はい…」
やっぱり失恋か…あのまま純粋な物語のような恋がしたいって思ってる。その恋が実らずに…失恋は辛いよね?
ミヨン「でもね…フラれたら、強くなる。」
「え…?」
ミヨン「フラれたら…心はボロボロよ?
でも…もう一度チャンスは訪れる。」
そう言えば満足?でも…彼女の口からはとても意外なことが発せられた。
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作者名:いっちー | 作成日時:2013年12月29日 20時