無力*スジョン* ページ7
ただ泣きじゃくるAを目の前にして、私は自らの非力さを感じる。情報ばかりが氾濫して、いらないものが出回る。
一体どこからが本当なのかと思っても…
バカなことにミヌと二人にしてしまう。あの二人…これと言っていいほどの接点はないけど、今ならミヌがAの心を支えてくれるような気がして仕方がないから私は今出来る最大のことをしようと思う。
やってきたのは…exoの宿舎前。ジョンイナが教えてくれた住所に行くことはないって思ってたのに結局来てしまう。
exoｍのメンバーは一度中国で会ってるし、kのメンバーもきちんとあってる。
ﾚｲ「あの…なんで今日は…」
ｽｼﾞｮﾝ「ジョンイナに話があったから。
それに…Aのマネージャーとしてきたわけじゃなくてジョンイナのヌナとしてきたの。」
そう言えば満足？事務所で相当絞られてるのかわかんないけど…
ジョンインを部屋でひたすら待つ。
KAI「ヌナ…？」
ｽｼﾞｮﾝ「化け物見るような目で見ないで。
私が来たことが意外？」
KAI「誰が入れてくれたの？」
ｽｼﾞｮﾝ「exoのメンバー…何か問題でもある？
homeのマネージャーであるよりも先にジョンイナのヌナなんだけど。」
そう言えばジョンイナは少し困ったけど…
KAI「…boyfriendの味方じゃないの？」
ｽｼﾞｮﾝ「まさか…Aとヒョンソンの味方に決まってる。その次にジョンインのね。
Aのこと抱きしめたの？」
KAI「うん。」
ｽｼﾞｮﾝ「引き離そうと必死だったのに？」
KAI「悪い？
だって…俺の彼女だし。」
え…？
意味が分かんない…
KAI「俺と付き合ってたくせに連絡もするどころか、無視するし…
そのくせギョンスなんか噂はたつし…俺も意味わかんない。
でもね…はっきり言えることが一つだけある。」
「何…」
KAI「たとえヌナが敵になっても、誰が敵になってもAは俺のものにするから。
Aだけは手放したくないし、俺の全てを捧げれるって思った人。」
意味が分からない…まさか…最悪の状況がよぎる。誰か一人が傷つくとかそう言う問題じゃない…何もないことにはできないそれをひしひしと感じていた。
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作者名：いっちー | 作成日時：2013年12月29日 20時
