幸せ…?*SungJong* ページ48
あまりにもホヤヒョンがみじめに思う。だって…ヒョンソンなんかのために好きな人から手を引いたって聞いたし、今日だって一緒に歌うのだって辛かったはず…
なのにステージから降りた途端幸せそうな顔になる。
SJ「ねぇ…ヒョン、無理してない?」
HY「何が?」
SJ「Aのこと…」
HY「わかんない…だけどね、やっぱり自分の感情をコントロールするのは難しいね?」
そんなの横で歌ってるだけで気づく。何を感じて、何を見て…それでも…まだホヤヒョンはAが好きなんだって思う。
SJ「好きな子に対して冷たいソンギュヒョンは好きな子から嫌われるし、誰にでも優しいウヒョンさんは結果何も手に入らない。
ホヤヒョンはどうするの?」
HY「好きな人の幸せを望む。それじゃダメ?」
SJ「何それ…」
HY「好きな人の恋の結末見てから決めるよ。
ソンジョンはお子ちゃまだからわかんないだろうね?」
何それ?じゃあ…
SJ「Aがちゃんとヒョンソンに振られるまで待つって言うの?」
HY「うん。男として懐がでかいところを見せるんだ。」
バカじゃないの?どれだけかっこいいことを言うんだ?
SJ「でもさ…A、今は宙ぶらりんだけど…そのうちホヤヒョンが望むような相手にかっさられるとは思えないけど?」
HY「そう?
きっとさ…ヒョンソンもドンウヒョンと同じように純粋なんだよ。」
待って…この人はいったい何を基準にドンウヒョンを純粋だって判断してるの?だって…あのバカみたいに露出狂のグループを見る目が違うのに…
それにヒョンソンなんかよりもずっと垢抜けてるのに…
HY「それに…ヒョンソンもきっとAのこと好きだから大丈夫。」
SJ「何を基準に?」
HY「付箋。
好きでもない子にあんなことする?」
そう言われてみればそうだけど…はたしてヒョンソンはAのことがちゃんと好きなのか?娘を見るような目って可能性はない?
そう言いたいけどぐっと耐える。だけどこの時のホヤヒョンの判断は失敗だった…核心をつく事件が勃発するなんて僕は思ってもいなかった。
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作者名:いっちー | 作成日時:2013年12月29日 20時