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乱れる ページ45

エリ「Aオンニ!」

名前を呼び止められる…

「エリさん…?」

エリ「新人歌手のサランです。」

そう言って挨拶をされる。そうか…エリさんもデビューなんだ。

エリ「ヒョンソンオッパがいなくても歌うんですね?」

何…?なんか突き刺さる言葉…

DO「Aちゃん、ラスト合わせなくても…知り合い?」

エリ「新人歌手のサランです。Aオンニにいつもヒョンソンオッパがお世話になってるみたいだから挨拶をしようと思って…」

DO「ヒョンソン君の知り合い?」

エリ「はい!

私が芸能人になったら彼女にしてくれるって言ってくれたんです。なのにヒョンソンオッパは海外なんですよ?」

それは…

DO「仕事だからしょうがないんじゃないの。」

ずんっと心が痛む…でもやっぱり…

BH「A…今のって、セリ?」

「違うよ…セリさんの妹のエリさん。サランさんでデビューするんだって。」

BH「やばくね…姉妹そろって美人とか…」

SH「シカヌナとクリスタルみたいだな。」

ナコ「sistarのオンニたちと比べたらたいしたことないし、Aオンニほどかわいくないでしょ?」

DO「そうだよ…Aちゃんはかわいい。」

そう言われるけど…どうなのかな?私はメイクを終えてステージに立つ。隣はヒョンソン君じゃない…いつもよりもうまく歌えない。それどころか…

DO「ごめん…歌詞飛ばして。ラップを歌いなれなくて…」

「大丈夫ですよ。」

それだけ言う。ステージが終わってから…反省よりも頭の切り替えが難しくなる。だけど…明日はボラオンニとヒョリンオンニが一緒に歌ってくれるのが唯一の救いの日かもしれない。

そう思うけど…

周りから聞こえるのは無理しすぎという声ばっかり…

ナコ「あーあ…いやだな…

Aオンニは何のミスもしてないのに、言われ方きくと嫌だ。別に1位をとれなかったのだってAオンニのせいじゃないのに。」

かばってくれた?

ナコ「ヒョンソンオッパと一緒に歌うウンソルオンニはボプと同じくらい大切だもん!」

そう言って私の背中を押してくれた。そして私はまた魔法の大きな付箋を練習室で見つけるなんて思ってもいなかった。

親友→←骨抜き*DO*



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作者名:いっちー | 作成日時:2013年12月29日 20時

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