魔女の言葉*JeoungMin* ページ32
メルヘンAちゃんとヒョンソンのカムバックは近いのに…パフォーマンスが中々決まらない。楽器を弾く、手話のダンス…でも最後が全く思いつかないというか、何かが足りないとばかりに何度も何度もダメだし…
社長まで出てきてインパクトがないとばっかり言う。衣装が地味だからだって
社長「ヒョンソン…ヒョンソンだったらどんな彼女を求める？」
え…？
スジョンヌナでさえも戸惑う。
ｽｼﾞｮﾝ「社長…あんた一体何を聞いてるの？」
え…スジョンヌナ社長をあんた呼ばわり？
社長「外見は関係ない。性格とか…約束とか…」
え…あんた呼ばわりスルー？
HS「俺は…俺のことが好きなだけでいいかも…」
社長「あ？
そんなの当り前だって…Aは？」
「うーん…
私も自分のことが好きならうれしいかも…」
社長「だったら…愛されるためにどんなことをする？」
HS「俺は…無理に愛されようとは思わないけど…見守る？」
社長「要はストーカーか…Aは？」
「私も見守る…」
似た者同士って本当に居るんだって思う。でも痺れを切らしたスジョンヌナが…
ｽｼﾞｮﾝ「だったら付き合ったらどうする？
ヒョンソンは？」
HS「俺は…何でも言うこと聞く？」
ｽｼﾞｮﾝ「はい、Aは？」
「うんと…好きっていっぱい言ってくれる人がいいかな…？」
ｽｼﾞｮﾝ「毎日チューしてほしい？
毎日のようにメールも電話もしてほしい？」
「うん…
できれば愛情表現もしてほしいけど…できるだけそばにいてほしいかも…」
ｽｼﾞｮﾝ「A…ヒョンソンに告白しなさい。
ヒョンソンはAに告白をする…そのパフォーマンスで決定。告白パフォーマンスは交代交替。
告白の仕方は自分で考えて。さ、またパフォーマンスの練習して。
最後のパフォーマンスは明日からのお楽しみにしとくから。ヒョンソンからね？」
悪魔だ…悪魔。悪魔を通り越して魔女だ。この女…いったいなんだ？
ヒョンソンとメルヘンAちゃんを見れば固まっていた…。
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作者名：いっちー | 作成日時：2013年12月29日 20時
