凍る*HyunSeoung* ページ29
BM「Aを泣かした。」
EJ「最低…人間のクズ？」
俺はいったいどうしていつもかわいらしいApinkを地獄の使者にしてしまうのだろうか…
NE「あーあ…男としてカス。」
NJ「ヨンミナ以上に酷いの。」
CR「boyfriendって口だけね。」
ﾊﾖﾝ「女の子泣かすのってありえなーい！」
Apink…全員地獄の使者にするとこれ？天使だの妖精はどこに消えた？
ｴﾘ「オッパのことひどく言わないでください！」
俺の見方はエリだけ…とりあえずスジョンヌナに連絡を入れる。でも返ってきたメールは…
HS「すいません。俺、Aを探してきますね？」
BM「は？いないの？」
HS「ボミには関係ないよ。」
そういって俺は夜の街に飛び出す。Aがいないことが不安なわけじゃない。ただ…ただ…ただ…
―――ｽｼﾞｮﾝ：ヒョンソンと一緒じゃないの？
ボミとご飯食べるっていうから、てっきりウンジと食事に行くって言ってたAも合流するかと思ってたけど？―――
帰ってないかと問えば…事務所にもいないし、宿舎に戻った気配もないし、連絡もつかない。
そう言われたから急な胸騒ぎに襲われる。
Aがいない…Aは…いったいどこにいるんだ？
二人で歌った公園…二人で行ったカフェ…もう行く場所は…気が付けばAの思い出の場所へと行く。
Aが原点だといった公園…
Aがsmの練習生時代辛くて、一人で泣きに行った場場所…気が付けば俺はそこに自然と足を運んでいた。
居た…Aに声をかけようとすれば隣から鼻歌が聞こえる。DOさん…周りが穏やかな空気が流れてる。
だけど…俺は壊しちゃいけない空気だって思っていたのに…
HS「…何してるの？
帰ろう？」
そういってしまった。すると突然、何かが崩れ落ちたかのように滝のように涙があふれ出す。そして俺のほうへ歩み寄りもたれかかる…
「どこにもいかないで…」
どうすることもできないやりきれない思いは俺の心を重くする。そして…
DOさんと目が合う。酷く冷たくて、生きてるのか死んでるのかわからない目…そして俺の隣に歩いてきて、穏やかな目で
DO「Aちゃんを泣かさないで？
よろしくね？」
そういった後俺にしか聞こえない声で…
DO「Aちゃんの前から消えて…僕の前から消えて…」
背筋が凍る。でも
「ヒョンソン君…」
名前を呼ばれるとなぜか安心した。
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作者名：いっちー | 作成日時：2013年12月29日 20時
