約束の地*HyunSeoung* ページ24
本当にAは自分のスケジュールを優先させてもいいのかって思ってしまう。
HS「ねぇ…」
「何？」
HS「俺のこと優先にしてもいいの？」
「うん…だってバラエティーの企画だもん。それに…私はヒョンソン君が困ってる姿を見るのが辛いの。」
そう言って笑う…。
俺ってそんなに困ってる顔してる？
最終バスに乗る…あの日も終バスだった。
終バスだってことも忘れて俺ら6人は何も考えずにバスに乗った。
でも…約束の地にはドンヒョニヒョン、ヨンミナ、クァンミニ、ジョンミナ、ミヌ…スジョンヌナ、テソニヒョンがいる。
そしてミヌと一緒に仕事をしてる…カン・ミヨンさん。
ｽｼﾞｮﾝ「A…仕事は？」
「あ…ヒョンソン君が困ってたから…」
ｽｼﾞｮﾝ「は？」
めっちゃ睨まれる…でも…
「仕方ないでしょ？
静かな練習室にメールの着信が鳴り響いたんだから。それに…人助けするのも仕事でしょ？」
そう言えばスジョンヌナは半ばため息をつき…
ｽｼﾞｮﾝ「早く、依頼を成功させてAを練習に連れて行かなくちゃ…」
半ばため息をついて…仕方ないから二人で曲を歌う準備をする。
HS「何を歌ってほしい？」
ミヌに聞けばミヌは固まる。するとミヨンさんは…
ﾐﾖﾝ「何でもいい？」
HS「はい…」
ﾐﾖﾝ「じゃあね…2人の思い出の曲がいい。」
HS「へ？」
「何が…」
ﾐﾖﾝ「二人が恩返しの路上ライブやってた時って、サラリーマンも足止めたんでしょ？3曲くらい歌って度胸をつけて。」
そう言われたって…
でも…
「歌おう？」
HS「へ…？」
2人で歌おうとしてる曲は…もうすぐ出す予定のデジタルシングル…
「この映像、プロモーションに使おう？
だって…みんなが揃ってるの珍しいもん。スジョンオンニもカメラ持ってるし…」
しかたない…意を決して俺たちは歌いだした。そして…歌い終わればすぐにでもスジョンヌナに事務所に送り届けられた…。
怖い*HyunSeoung*→←ファーストキス*HyunSeoung*
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作者名：いっちー | 作成日時：2013年12月29日 20時
