笑顔の裏*スジョン* ページ22
今日はsmで仕事。相変わらずの高価さに驚く。
うちの事務所の練習室が狭いことはわかるけど…ここは無駄に広い。会議室も…でも…
BH「A、Aって楽器も弾けるっけ?」
「うん。一応ピアノは弾けるよ?
ギターもアコースティックなら大丈夫。」
そう言って笑顔を作る。上手く笑顔は作れてるのかなって思うけど…どこかいつもの笑顔じゃない。
SH「すごい!何でもできるんだね?」
「でもヒョンソン君のほうがすごいよね、スジョンオンニ。」
スジョン「ま…まぁね。」
「だってヒョンソン君はドラムもたたけるし、ギターも弾けるし…。」
やっぱり…この笑顔を見ると辛い。exoのメンバーの前でヒョンソンを宣伝するなんて怖い。ベクなんて戸惑ってるし、ジョンインだって顔が引きつってるし、ギョンスも傷ついた顔をしてる。
KAI「相方自慢はどうでもいいからさ、俺の話も聞いてくれる?」
ジョンイナ…不機嫌だ。この不機嫌さ…何を考えてるかわかんない。
KAI「俺、ダンスって言ったけど…バレエが踊りたいんだけど。」
スジョン「は?」
KAI「俺も昔バレエやってたし…Aも相当な実力でしょ?
ここのバレエ教室で一緒にくるみ割り人形を踊る。」
「ここって…小さいころ通ってたところ。」
え…?
KAI「その第2幕第12曲。踊れる?」
「わかんない…でも、練習期間は?」
KAI「1か月。みっちりやればできる…」
スジョン「待って。
1カ月なんて無理。その期間にAはカムバックの予定もあるし…それに他の仕事もある。外部での練習なんて認めることはできない。」
言ってやった。
スジョン「ただでさえ、ベクやギョンスと一緒に歌うのよ?反感だって買いたくない。それに…
いくらこっちが暇だからって、すべてを忙しいジョンインのスケジュールに合わせることはできない。
ただでさえボプのスケジュールと合わせるのが大変なのに…」
KAI「でもあいつらは活動は皆無…」
スジョン「海外…」
「日本の予定でいっぱいなんだよ…?
ジョンイン君がヒョンソン君のスケジュールに合わせればいいんだよ。」
目が笑ってない…
「それに…スタジオなんて借りなくてもどっちかの練習室を使って練習すればいいでしょ?
でもバレエシューズまだ履けるかな?」
そうやって聞いてくるけど…やっぱり何だか変。12月と比べて喋るけど…どこか無理してるように思えてきた。
ファーストキス*HyunSeoung*→←気持ちも知らずに…*スジョン*
4人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:いっちー | 作成日時:2013年12月29日 20時