interlude.2 嵐の前触れ ページ22
(酷い目にあった……)
四回転を決めてから、質問があると言い張る女子たちに囲まれること数十分。
あれは六花のために決めたジャンプなのに、とんだ計算違いだ。
おかげで食堂に入るのが少し遅れてしまった。
(でもまあ、これで少しは僕をみてくれるでしょ?)
彼女の驚いた顔を思い出して、少しだけ気を落ち着ける。
食事はビュッフェ形式だから、食べる量やものも調整が効く。
主催者の細かな配慮。
(で、あれはどういう状況かな?)
食事をとりおえて席を探すと、一際目を引く集団。
しかもその中心はーー。
「六花?」
いやいや何やってんの?
てかなんでそんなに周りが男だらけなの?
それで、なんで大輔さんと赤面しながら話してるわけ?
(六花はどれだけ僕を嫉妬させれば気が済むの?)
「座りなよ、六花ちゃん?」
大輔さんの人の悪い笑み。
覚悟を決めたようにリンゴをかじる六花。
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朔(プロフ) - きな子さん» に、似てました……?似てましたか!よかった……キャラ崩壊起こさないように頑張ります←これから、出番が増えるかもしれないですので、今しばらくお待ちを。また遊びに来て下さい。ぜひ続編にも (2014年3月7日 12時) (レス) id: bc7eafa9eb (このIDを非表示/違反報告)
きな子(プロフ) - きゃああああ!ゆづくんの小説なのに、私のワガママを聞いて下さるとは…町田君の言動、すごくリアルでした。ありがとうございます!更新を楽しみにしてます(^o^)/ (2014年3月6日 22時) (携帯から) (レス) id: 32df6a58b7 (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - こくあさん» コメントありがとうございます! これから氷の華を乱れ咲きさせる勢いで参ります(笑) ゆづ君の独占欲は、作者は毎回楽しく書いておりますが、楽しんでいただけてよかった……。また遊びにいらしてください! (2014年3月5日 20時) (レス) id: 4452dc712a (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - 花梨さん» またまたお越しいただき、ありがとうございます!できる限りハイスピード更新で行きたいとこなんですが、キャラ達が暴走しておりまして←なんとか早くお楽しみいただけるように更新していきます。コメントありがとうございました (2014年3月5日 20時) (レス) id: 4452dc712a (このIDを非表示/違反報告)
こくあ(プロフ) - 読ませていただきました。本当に「氷の華」にふさわしい華やかで、そして内に秘める冷たく熱いものが凄いなと思いました。ゆづの独占欲、大好物です← 続きも楽しみにしております。 (2014年3月4日 23時) (レス) id: 7d954b9971 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朔 | 作成日時:2014年3月3日 15時