時雨286 ページ26
幻『くっ己の剣撃が邪魔になるとは!!分裂していてはパワーが足りぬ!!どこだ!!』
目の前にいますよ、幻騎士。
明里「確かにオレはあんたに一回負けた。だがそれはオレの未熟さのせいで」
小刀から噴射される雨属性の炎を強める。
明里「親父のくれた時雨蒼燕流はいつだって」
時雨金時が光を放つ。
ー完全無欠 最強無敵だ!!!ー
叫ぶように放つ言葉に幻騎士は『真正面か』と一言。
幻『愚かな!!速い!! !?いや、ちがう。奴が速いのではなく……オレの動きまし鈍いのだ!
!!しまった!!剣撃をつたって雨の炎が』
やっと気付いたか馬鹿め。
お前に勝機はない。
なんせもう、勝敗はついているのだから。
油断は禁物、だぞい。
幻『ゲゲェッ!!』
明里「時雨蒼燕流 攻式八の型」
オレは奴との距離が詰める中、技名を口に出す。
明里「篠突く雨」
幻騎士の懐に飛び込んだオレは通り間際に鋭い斬撃で突き上げた。
ギイヤアアア、と悲鳴をあげる幻騎士はそのまま落ちていった。
親父、やったよ…リベンジは無事成功した!
骸骨スタイルから元のスタイルへと戻った幻騎士は打ちつけられた。
フゥ、と汗を拭うオレは形態変化を解除する。
明里「お疲れ、小次郎」
労わる言葉をかけてやれば小次郎はピイイと一鳴きして俺の周りを飛び回る。
ツ《明里…勝ったんだな》
どこか嬉しそうなツナの声が聞こえうんと答えた。
そんな時に『なぜだ』という声が下から響く。
幻『ボンゴレといい貴様といい…なぜトドメをささない……』
えー何言ってんのさ。
明里「オレ達は人殺しじゃないからね」
ふふん、と自慢そうに胸を張れば『後悔するな』と一刀両断される。
幻『オレは白蘭様のためにいずれ必ず目的は遂行する』
つまり白蘭に楯突くようならお前ともう一度戦うという意味ですかな?
明里「うん。望むところだよ」
いくらでも相手してあげる。
でも次も勝つのはオレだからな!!
幻『!桔梗か…』
桔梗?ああ、真6弔花の一人だっけ?
相手側にも無線機があるのね。
……ってあれ?なんか幻騎士から生えてません?
草のようなもの…メキメキ成長してません?
幻『ありえん!!白蘭様がオレを消すはずがない!!
白蘭様と話がしたい!!通信をつなげ!!』
チェルベッロ『それはなりません。チョイスバトル参加戦士と観覧者の通信は禁止されています』
幻騎士と桔梗?って奴が無線機を通して言い合いしてる。
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