孤児院育ちの彼と私 2 (ページ2)

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第37話ページ2

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prrrr…

国「もしもし」

太「国木田くん、ちょっと来てほしいのだけれども」

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～廃墟～
国「こんな場所でなんの用だ」

国「それと小娘、なんでお前がいるんだ」

『太宰さんに呼ばれて来ました。』

国「そうか…」

国木田さんがなんだか元気のないようだけど
一体これから何が行われるんだろうか…

太「二人共これ、なんだと思う？」

太宰さんはUSBを私達に見せてくれた

太「アジトのパソコンにあった横浜の調査情報だよ」

太「驚くことにこの横浜私版には探偵者殲滅
第一打と書かれていた。」

国「裏社会を牛耳るポートマフィアではないか？」

太「我々は踊らされていたんだ
偽の情報でね」

『そんな…』

国「まだ…黒幕が…」

太「実は真犯人と思っている相手にメールをした」

国「っ！」

太「犯人であると思う証拠でね」

太「もうすぐここに来るはずだよ…」

『ここに…？』

コツコツ___

足音がこちらに近づいてくる

そこに現れたのは____

国「……！まさかお前が！
お前がそうなのか！六歳！」

田口さんだった__

田「なに云ってるんだお前」

田「まだ始まってねーのかよ」

太「そうか…君は私の電子メールをハッキングで
覗きみたね」

『覗き見って……』

国「本当にお前じゃないんだな！？」

田「俺はただ真犯人の顔を拝みたかっただけだよ」

国「本当に本当にそうなんだな！？」

田「…!」

田口さんは何かを察したようだ__

そして国木田さんを庇い
銃弾が2発撃ち込まれ
倒れそうになった処を太宰さんに
受け止められ
服から取り出した銃を撃った相手に向ける

太「やはりあなたが蒼の使徒か……」

太宰さんがそう云うと暗闇からある人物が現れる

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『佐々城さん！？』

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皆さま方更新だいぶ遅めですみませんでしたぁぁ！

いろいろありまして…
またこちらに顔を出すように
なりました。

これからは無理のない程度に
更新しにいきたいと思います。

(黒砂糖)