【キヨ】君の隣に立つ方法 ２

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キヨside

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Aが大切すぎて、どうしようもなく好きだ。



「Aはさ。

たくさんのことを乗り越えて、今もずっと頑張っててそれに俺も刺激を貰えて。
もちろん俺が支えたいって気持ちもあるけど、Aに支えてもらってるし。

だからこそ結婚したいけど、まだ時期的に早いのかなとかリスナーのこととか考えて迷ってる部分もある。
最俺としても良い意味でも、悪い意味でも注目を浴びることにはなるだろうし。」

「るゐの五周年だろ？もうすぐ。」

「あぁ、2ヶ月後にな。」

「そんときでいいんじゃん？

キヨがAちゃんのことを想ってるのも俺は知ってるし、最俺のみんなはキヨのタイミングを待ってるよ。

それに俺だって結婚してんだから、キヨが結婚しても最俺は変わらねーよ。」



学生時代から10年以上一緒に活動してきて、信頼出来る奴らに恵まれて。

こうやって背中を押してくれるフジがいて。

きっと、こーすけやヒラに相談しても同じように俺の意志を尊重してくれるのだろう。



「リスナーにも発表してんだから、婚約指輪はめっちゃ高ぇの買えよ。」

「貯金しまくってるからな、無駄に。」



指輪買いに行くときもめっちゃ悩むんだろうなあ、と想像しつつAの待つ最俺ハウスに帰宅する。




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