足掻き ページ13
お兄ちゃんが入ってきたのがわかっていた。
この後の展開もわかっていた。
それでも、顔を合わせないようお湯だけを見つめていた。
.
ただ、それが無駄な足掻きだともわかっていた…
・.。*†*。.・・.。*†*。.・・.。*†*。.・・.。*
赤「おはよう。やっと目を覚ましたんだね、A。」
こっちに向かって、広がってくる波紋。
赤「どうして目をそらすんだい？ねえ？」
顔を上げなくても、怒りが伝わってくる。
私は、一歩…また一歩と後ずさりしていった。
赤「そうか…Aはそんなに
.
僕にオシオキしてほしいんだね？」
「そ、そんなんじゃな…！」
.
波は止まった。
いつの間にか、私は浴槽の角にまで追い込まれていたのだ。
・.。*†*。.・・.。*†*。.・・.。*†*。.・・.。*
否定しようと、顔を上げた。
それがわかっていたのだろうか？
私の目の前に居た彼は、両手で逃げ場を塞いでいたため、抵抗すらできない。
「っ…」
.
始まってから、5分は過ぎたかもしれない。
さすがに、鼻だけでは息がきつい。
少しだけ。ほんの少しなら大丈夫だろう。
そう思い、一瞬だけ口をわずかに開いた。
・.。*†*。.・・.。*†*。.・・.。*†*。.・・.。*
その瞬間だった。
((ぬるっ
そんな効果音が付きそうな感じ。
嫌な感じ。
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せなてぃん♪(プロフ) - pinkほしー(´ρ`*) (2014年8月11日 22時) (
レス) id: a18959e1a7 (このIDを非表示/違反報告)
ニャンニャン - 1でお願いします！ (2014年8月11日 20時) (レス) id: 8513bfff68 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ - 1希望です―♪ (2014年8月11日 17時) (レス) id: 08ac87112c (このIDを非表示/違反報告)
トマト - めっちゃ、ピンクお願いします！ (2014年8月11日 15時) (携帯から) (レス) id: 8262cfcd52 (このIDを非表示/違反報告)
真っ白シロすけ - いや、うん。もー本当っ最高ですね。(^p^) 無理せず更新して下さい！待ってまーす！！ (2014年8月11日 1時) (レス) id: c7af26cc1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薫 | 作成日時：2014年8月9日 18時
