冷たい少女は転生した様です

青い光 ページ27

麗奈side
俺は、誰なんだ？

ナツメ「麗奈…思い出せないの？」

麗奈「違う！！！」

ナツメ「ﾋﾞｸｯ!!え…？どうしたの？」

麗奈「俺は…麗奈じゃない、俺は…」

アヤメ「無理しないで…」

トウマ「そうだよ、ゆっくり考えて。今は、麗奈が戦った敵はいないんだから」

麗奈「俺は麗奈じゃない！それに、俺が焦る理由はそれじゃねぇ！思い出さなきゃいけない、大切な人がいるんだよ！！誰だ、誰なんだ…思い出せよ、俺！！！！」

アヤメ「苦しそう…」

俺は、何かを掴もうとしている。何なんだよ…

俺は、青い光に包まれた。そのにいるのは、2人の男と、真ん中の氷の女王。そして、その横には桃玄。待て、なんで知ってるんだ？

青い光は更に強くなる。

そうか。

これは単なる予測だが、これは俺なんだ。

そうであってほしい。俺は、真実を掴みたい。

そして、光が消え、元の世界に戻った。

ﾀﾋの実感→←交差する記憶。

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