Wizard (ページ1)

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ここは魔法学校。
普通の人間の世界で言う、男子校。

wizardとは主に男の魔法使いという意味。
だから、ここは魔法男子学校って感じかな。

赤「なぁ、観た？昨日の」
橙「ハリポタ？」
赤「すごかったなあー！」
橙「言うて作り話やん」
赤「俺も、あんな風にびゃっと魔法出したいな！」
橙「あそこまでできたら才能やで」
赤「なぁ！タカヒロ昨日の観た？」
紫「んー？何をー？」
赤「ハリーポッター！」
紫「何ー？それ新しい食べ物ー？」
赤「……」
紫「えっ？！何？何で怒ってんの？そっち行かんでよ！！」

緑「どうしたん？」
赤「トモヒロは観た？昨日の…」
桃「観てへんよ。俺とデートしとったから」
赤「……」
桃「何やねん、その顔」
赤「ジュンタぁあーっ！！」
黄「うっるさ、っ！い、った…」
赤「ジュンタはさぁー！」
黄「シープ」
赤「ん、んん、んっ」
黄「うるさい」

俺らは学年というものがない。
階級で分かれている。

今のところ階級が高いのが俺、トモヒロ
その次が、アキト、ノゾム、タカヒロ
そしてダイキ、リュウセイ

階級が高ければ高いほど高度な魔法が使えるというわけで、俺とトモヒロは戦えるレベルの魔法も使える
ダイキとリュウセイは回復魔法。後の３人は防御。

ただ……

緑「ゴート。ジュンタ、口を縫うのはあかんよ」
黄「だってうるさいんやもん」
緑「ダイキももう少し静かにしぃや？」
赤「ジュンタ嫌い！！！」
黄「あのなぁ…」

チャイムが鳴り授業を開始する
今日から実践練習という名の旅が始まり班わけが言い渡された。

　「ジュンタ、アキト、リュウセイ」
橙「やったあ！ジュンタくんと一緒や！！」
黄「まともな奴の集まりでよかった」
青「ふあぁあ…っ」

　「トモヒロ、ノゾム、タカヒロ、ダイキ」
赤「うわっ！タカヒロとノゾムと一緒やん」
桃「はあ？こっちのセリフじゃ」

森の中には魔物がいてチーム戦、協力して戦う。
目的地につき、お土産を持って帰って来れば成功。

途中で投げ出したり、最悪死ぬ場合もある。
チームプレーで仲間を助け合いながら行う旅。
それが最終試験になっていて、階級が低くてもこの試験を合格すれば立派な魔法使いってことになる

　「それでは気をつけて。」
赤「いっってきまーーーすっ！」

元気よく出発したAチーム。
その後に続いていくのがBチーム。時間差で出発する。

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