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良い天気やのに、気持ちは何かズーンっとしてる。
朝の喧嘩が今になって気持ちにきてるんやろうな。
もう女の子の気持ちなんてわっかんねー。
橙「あ！淳太くん！」
黄「さっきはごめんな？」
橙「いや！全然大丈夫やで、むしろ大丈夫？」
黄「うん、全然」
橙「そっか、よかった」
何か照史って落ち着く顔してんな。
いつも見慣れてるメンバーやからかな
黄「あれ、かみちゃんは？」
橙「もう少しで来るはずなんやけど…」
黄「かみちゃんが遅刻って珍しいな」
橙「ん？あ、かみちゃんから連絡きてるわ」
ファンの子達に見つかって違う道来てるんやけど
ずっとついてきてて、どうしよう。
橙「かみちゃん優しいからなぁ」
黄「探しに行くかぁ」
照史と一緒にかみちゃんを探しに行くことに
橙「たしか、この辺なはずなんやけど…」
緑「お待たせ」
橙「おう、で…」
黄「まぁたくさん引き連れてきたな」
緑「ぐるぐる回ってたら次から次へと…」
黄「大変やったな」
緑「もぉお…疲れた」
橙「ごめんな、俺ら今プライベートやねん」
みんなと一緒に笑いたいのは、ライブだったりイベントの時やからそん時までその素敵な笑顔とっておいてな
俺らはお休みしやんと、すぐ老いてしまうねん。
この人みたいに
黄「誰がおじじや」
橙「じゃあみんなここで解散な」
緑「……」
橙「今日撮った写真も載せやんこと。約束な」
照史ってすごいなぁ…
黄「すごいな」
橙「だあぁあー腹減った」
緑「2人ともごめんなぁ」
橙「いつもんとこだとバレるから違うとこいこ」
緑「ほんまごめんなぁ」
橙「全然！全然！もんちが謝ることちゃうよ」
黄「向こうが勝手についてきただけやし」
橙「むしろ迎えに行けばよかったな」
緑「んーん、ありがとう」
シュンッとしてるかみちゃんと元気な照史と
タクシーに乗り、少し遠い場所まで連れて行ってもらった
橙「あ、運転手さん、この辺でいいですわ」
「え、でもこの辺何も…」
橙「大丈夫です、知り合いの家あるんで」
黄「…？」
緑「…？」
照史に言われるがまま、そこで降りた
黄「え、ほんまに大丈夫なん？」
橙「大丈夫大丈夫。行こうで」
緑「なぁ、淳太」
黄「んー？」
緑「あれ…ほんまに照史？」
黄「え、どういうこと？」
緑「いや…分からへんけど…」
黄「照史なんちゃうん？」
緑「……」
黄「え？何？怖いんやけど」
かみちゃんが奇妙なことを言い始めた。
橙「ほらー、早よせんと置いてくでー！」
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作者名：てて。 | 作成日時：2021年5月26日 1時
