4、人間じゃない ページ4
さとみside
莉「ねぇ、その羽って何？」
好きな人の紅い唇から告げられた、あんまり聞いてほしくなかったこと。
さ「…あー…俺、人間じゃないからさぁ…」
莉「……っえ……」
……ほら、皆どうせ…
『気持ち悪い！なんで私に触るのよ！』
『おい！近寄るな、菌が移るだろ？』
さ「つっ……やっぱ、気持ち悪いよな…」
莉「……そんなこと、ないよ？」
さ「は？」
彼はにっこりと笑い、言葉を紡いで行く。
莉「人間だろうが、ちがかろうが、俺を助けてくれた優しい人にはかわりないんだから。」
莉「本当に、ありがとう。」
………ありがとう。
…そんな言葉を、俺に言ってくれるのか…
さ「……っ///」
さ「俺、そんなこと言われるの、初めて……」
…………？
…………初めてじゃない。
_____『ありがとうございます。』_____
莉「……？」
_____『助けてくれて、ありがとう。』_____
莉「さ、さとちゃん…？」
さ「……つっ…あ、何でもないよ？」
……この、“俺の記憶の中の人”は、誰だ？
さ「俺、あんまり、ありがとうって言われたことないから、嬉しかったんだよ。」
そういうと、莉犬は顔を綻ばせ、
莉「俺、君と居られるんだったら、こっちの世界も悪くないかも…」
さ「〜〜〜////」
………今絶対、顔赤い。
莉「……？」ｺﾃﾝ
さ「ぅっ///な、な、なんでもない」
首をかしげるとか…っ！！あざとい！！
莉「ねぇねぇ、俺も飛んでみたい！！」
直ぐ様、はしゃぎながらそういう莉犬。
さ「え、危ないし…莉犬軽いから飛ばされちゃうし、ダメかな」
莉「え、なんでしってんの」
さ「一回持ってるから」
莉「え？……絶対重かったじゃんっ///」
顔を赤くし、ぷいっとそっぽを向く莉犬。
さ「別に、めっちゃ軽かったけど///」
あぁあぁぁあぁあぁあ、そっぽ向くとか、超可愛い、ヤバい……
………俺、どんどん莉犬のこと、好きになってきてるなぁ…
莉「そういえば俺、これからどうすればいいの？」
さ「え」
さ「……俺の家、住んでよ。」
ラッキーアイテム
紫色のスカート
ラッキーソング
非リアドリーム妄想中！(橙×紫)
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杠-ゆずりは-@さとりーぬ神 - 紗夜さん» ありがとうございますぅうぅ！！頑張りますっ！！！ (2019年6月12日 22時) (
レス) id: 550abac7bf (このIDを非表示/違反報告)
紗夜(プロフ) - あァ､コレも好きなだな...頑張ってください!o┐ﾍﾟｺﾘ (2019年6月12日 19時) (レス) id: ac2f11dee2 (このIDを非表示/違反報告)
杠-ゆずりは-@さとりーぬ神 - めだか@小説さん» wwwありがとう！頑張るねぇぇえぇぇぇぇ！！www (2019年6月10日 22時) (レス) id: 550abac7bf (このIDを非表示/違反報告)
めだか@小説 - いや、面白い予感しかしないね、うん。なんでこんな神作ばっか書けるの？羨ましいいいいいいい！((((更新頑張って！) (2019年6月10日 0時) (レス) id: db8e613b5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杠-ゆずりは- | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kuty/
作成日時：2019年6月9日 18時
