3、一目惚れとは ページ3
さとみside
なんとか家までお姫様抱っこして、羽をはためかせる、俺。
手に抱えているのは、
まるで白雪姫のような紅い唇に、決め細やかな真っ白い肌の人。
まつげも長く、身長も低い。
いざ抱き抱えたとき、軽すぎて驚いた。
幾度と見つめても、変わらぬ美しさ。
………恐らく、女性だろうな…
そんなことを考えながら、自分の家のベッドに、彼女をそっと下ろす。
さ「……はー……」
ここまで連れては来たものの、怖がられるかもしれない。
そう考え、つい頭を抱えてしまう。
彼女は、人間。
俺は、妖精の一種。
自分と姿形が異なる者を、恐れないはずがない。
そして何より、
________『人間と妖精は恋愛禁止』________
こんな規則まであるのに、俺は美しい、綺麗な人、と思ってしまった。
……これを、恋と呼ばずになんと呼ぶ？
……これが、一目惚れと言うヤツだな…
……そんなことを悶々と考え、彼女が目を覚ましていたことに、俺はしばらく気づかなかった。
莉「あ、あの〜…？」
高い、とても通る美しい声。
さ「ふぁ、はいっ！？」
ドキリと心臓がはねあがる。
莉「ごめんなさい、俺どっかで倒れちゃったんですよね…？」
莉「もしかして、助けてくれたんですか？」
さ「へっ」
……俺？
さ「お、え、男性…！？」
莉「？そうですよっ？れっきとした、男です！でも…女の子に見間違われることがしょっちゅうなんで…」
ま、ま、まじかよ…でも……
さ「…綺麗ですもんね」
綺麗って言葉一つをいうだけで、心臓がバクバクしている。
莉「そ、そうですか？ありがとうございます…///」
すると、はにかむように笑う彼。
………凄い、心臓に悪い
さ「笑顔が素敵ですね」
莉「……ね、ねぇ…///敬語やめない？」
少し頬を染めたあと、微笑む彼。
さ「あ、そうだなやめよう。君、名前は？」
莉「……莉犬。り・い・ぬ。」
さ「俺はさとみ。宜しくな、莉犬。」
莉「うん、よろしくねさとちゃん」
さ「……さとちゃん？」
莉「え、だめ？」
さ「……ふふ、別に良いよ？w」
これが、はじめての会話。
ちなみに、めっちゃ緊張してた。
ラッキーアイテム
紫色のスカート
ラッキーソング
非リアドリーム妄想中！(橙×紫)
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杠-ゆずりは-@さとりーぬ神 - 紗夜さん» ありがとうございますぅうぅ！！頑張りますっ！！！ (2019年6月12日 22時) (
レス) id: 550abac7bf (このIDを非表示/違反報告)
紗夜(プロフ) - あァ､コレも好きなだな...頑張ってください!o┐ﾍﾟｺﾘ (2019年6月12日 19時) (レス) id: ac2f11dee2 (このIDを非表示/違反報告)
杠-ゆずりは-@さとりーぬ神 - めだか@小説さん» wwwありがとう！頑張るねぇぇえぇぇぇぇ！！www (2019年6月10日 22時) (レス) id: 550abac7bf (このIDを非表示/違反報告)
めだか@小説 - いや、面白い予感しかしないね、うん。なんでこんな神作ばっか書けるの？羨ましいいいいいいい！((((更新頑張って！) (2019年6月10日 0時) (レス) id: db8e613b5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杠-ゆずりは- | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kuty/
作成日時：2019年6月9日 18時
