どうも、アキハバラディビジョンです。【男主】

第三十六話 ページ43

乱数『ところでさー、作戦会議って何やんの？』

乱数さんは肩肘を机につきながら気だるそうに聞いてきた。

『そうだな…どうするんだ？琥珀。』

琥珀『ちょっと！急に話を回されても困っちゃうんだけど〜』

『はぁ？…まじかよ。困ったな…』

琥珀『でもさ？僕達アキハバラディビジョンにはもう1人メンバーが居るんだよ？』

『…真裏かよ？』

琥珀『うん』

『あのアホには無理だろ』

琥珀『やっぱり？実は僕も薄々思ってた。あいつには無理だ。』

真裏『おい。失礼だぞ』

『ごめんごめん』

真裏『ったく…』

琥珀『まーいいや。このままじゃ話も進まないし僕が仕切ってくね〜』

最初からこうすればよかったんじゃないか、と少し思うがまあ俺の責任でもあるし黙っておこう。

琥珀『ざっくり言っちゃうと今のところは基本的にこの2つを中心に色々考えとこうと思うよ〜』

琥珀は隣の物置部屋のような所からホワイトボードを取ってきて、近くにあったペンで書きなぐるようにボードに文字を書いた。
なんでそんなものがあるのだろうか。

「残りの「MAD TRIGGER CREW」、「どついたれ本舗」、「Bad Ass Temple」の九人をどうやって仲間にするか」

「どんな方法を使い中王区に潜入、攻撃するのか」

真裏『随分汚い字だな』

琥珀『は？真裏は黙ってて』

真裏『はーい…』

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