第十八話 ページ22
琥珀side -
僕達はシンジュクのとある駅に来ていた。
この長かった旅のようなものを終わらせ、アキハバラで他の活動を始めるのだ。
しかし、僕の活動はここで終了するんだ。
『ねぇ、しーちゃん』
A『どうしたんだ?』
『…いや、なんでもないや。』
A『何なんだよ。』
真裏『そーだぞ!何言い出すのかと思ったら…』
『はは、ごめんごめん』
A、真裏。
ごめんね。でも、後悔はしてないよ。
近くにあった川に掛けられた橋。
その枠に足を掛け、上に乗る。
『今までありがとう。楽しかったよ。真裏、A』
体重を後ろの方へかける。
先に調べておいた情報によるとこの橋は随分高い所にあるらしく、高さは47mほどになるらしい。
きっと、生還することは不可能だろう。
ごめんね。こんな事して。
髪がふわりと舞う。
こんな時にも目に浮かぶのは、姉さんの笑顔だった。
落ちる。
こんな惨めな人生だったけど、結構楽しめたな。
背中から、冷たい風が通っていく。
本で読んだことがある。
その感覚はまるで空を飛ぶような感覚らしい。
しかし、その感覚はいつまでもやってこなかった。
ふと手を掴まれた気がして上を見てみる。
もしや…
僕の右手をつかんでいるのは、誰でもない、
Aだった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーキャラクター
白膠木簓
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ミク - とても面白いです!これからもがんばってください! (9月8日 19時) (レス) @page47 id: add0ce8bdb (このIDを非表示/違反報告)
悠里(プロフ) - 猿さん» ぎゃー!!!ありがとうございますー!!!!そんな事言われたの初めてなのですごい嬉しいです!!!! (2020年9月20日 18時) (レス) id: 6d0f46be96 (このIDを非表示/違反報告)
猿 - チーム名つける才能あるなぁって思いました。これからも、頑張ってください。 (2020年9月19日 0時) (レス) id: c8e1d74475 (このIDを非表示/違反報告)
悠里(プロフ) - 幸子さん» シグナル納豆でめっちゃ笑いましたwwありがとうございます。更新頑張ります! (2020年4月27日 18時) (レス) id: 6d0f46be96 (このIDを非表示/違反報告)
幸子 - ごめんなさい。最初設定で見た時チーム名シグナル納豆だと思いました。マジでごめんなさい。作品面白かったです! (2020年4月27日 9時) (レス) id: 4dbf87bd8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:悠里 | 作成日時:2020年2月16日 17時