どうも、アキハバラディビジョンです。【男主】

第十五話 ページ18

なんで、大切な時に正直になれないのだろう。

琥珀は、『ちょっと出かけてくるね！』と言い残しどこかへ言ってしまい、二人きりになってしまった。

どうも、気まずい。

真裏『なぁ。A』

『何？』

真裏『さっきの事なんだけどさ、』

『うん。』

真裏『深入りしちゃってごめん。ちょっと熱くなりすぎたよ。』

『いや。俺も謝らないとって思ってた。真裏はただ俺の事心配してくれただけなのに、声荒らげちゃって』

真裏『じゃ、許してくれてくれる？』

『許すも何も、俺も悪かったんだから。気にすんなっての！』

真裏がくしゃりと顔をゆがめ笑った。

真裏『よかった。すげー気にしてたんだよ！お前と気まずくなったの。』

『それを言うんだったら俺もだよ。なんせ俺、お前と琥珀以外友達居ねーからよ。』

真裏『Aって友達少ないよな。』

『うっせー。殺すぞ。』

真裏『怖えー！そんなんだからだぞ？Aが友達居ねーの。』

『こんぐらい普通だ。』

真裏『ふつーじゃねぇから言ってんの。言動には気をつけねーと』

『んー。』

真裏『絶対話聞いてねぇだろお前！』

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