一匹狼の彼女。～ワンピース～ (ページ3)

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3話ページ3

貴方side

どうにか入ることができた。
何故ここにしたのかは分からない。
でも何か…この私を変えてくれるような何かを感じた。

エース「じゃあ、案内すっからついて来い。

貴方「ｺｸﾝ)お願いします

そして船の案内も終わるころ

エース「お前…ルフィの船にいたんじゃなかったのか？

いきなりエースが言った。

！？…まさか知ってる人が居るなんて…

私は少し動揺しながらも答えた。

貴方「はい…そうです。

エース「…なんでこの船に着たんだ？

貴方「私は…あの船に居ちゃダメなんです。だから…

エース「！？

私は自然に涙をこぼしていた。
エースは動揺したようにあたふたしている

貴方「す、すみません…いきなり…

私は自分でもなぜ泣いているのか解らなくなり謝ってしまった。

その場面をサッチさんに見られエースさんはみんなにどやされ、私はなぜかナースのお姉様がたになぐさめられ一日が終わった。

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夜、甲板に一人で出ていく。

すると、誰も居ないと思っていたが人影があったのであっ…。と声をもらした。

マルコ「…あァ。新入りかよい…

そう言って振り向く人物。

貴方「不死鳥マルコ…

マルコ「…眠れねぇのかい？

言い方が完全に子供扱いて少しイラッとした。

貴方「…アンタは…

不死鳥の隣に行き手すりに腰をかけながら言った。

貴方「もし、…自分の仲間に仲間を傷つける戦い方しか出来ない奴が居たらどうする？

しばらく沈黙が続き、不死鳥が口を開いた。

マルコ「…俺は別に気にしねぇよい。

予想外の返事に私は顔をあげた。

マルコ「お前に何があったかはしらねぇが、俺はお前をこの船から降ろそうともしねぇし、ましてや戦い方に文句を言おうともしねぇよい。

私はただただ不死鳥マルコの言葉を聞いているだけで動けなかった。

不死鳥は船内に歩きだし、一言つぶやいた。

マルコ「……ここでは俺達ァ家族だ。

私は改めて確信した。

この船なら変われる。