来訪者 ページ6
次の日。
私は学校へ来ていた。
お友達の鈴鹿千。私はお千ちゃんって呼んでいる。
今はお昼の時間。お千ちゃんとどこで食べようかと話しながら門まできたところにーーーあの人はいた。
沖田「本当にいた。千鶴ちゃん!!」
千鶴「え、、なんで、、」
沖田「昨日、千鶴ちゃん、そのまま何も言わずに帰っちゃったでしょ?だから、来ちゃった」
千鶴「でも、どうして…」
沖田「あぁ、それは君をつけてきたからかな」
千鶴「つけてって…昨日からですか?」
沖田「もちろん」
千「話を聞いてれば何??それって、ストーカーじゃない!!千鶴ちゃん、こういうことは早く言ってよ!すぐに警察に…」
千鶴「待って、お千ちゃん!」
沖田「え、、」
千「でも、千鶴ちゃん!」
千鶴「大丈夫。この人は知り合いだからたまたま、住所知らなくて、、多分、、だから、、大丈夫」
千「千鶴ちゃんがそういうなら、、貴方も千鶴ちゃんが優しい子で良かったわね」
沖田「…君、お千って名前なの??」
千「何??今度は私にストーカーするつもり?」
沖田「いや、、ずっと千鶴ちゃんの友達でいてあげてって思っただけだよ」
千鶴「え??」
沖田「じゃあ、僕も仕事があるからまたね」
私は訳がわからなかった。
昨日会ったばかりの人にそんなこと言われるなんて。。
小さい声だったから聞きとりずらかったけど、確かに彼は言った。
ーーー昔から変わらないね、と。
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作者名:真田周市 | 作成日時:2020年3月4日 2時