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虎「ごめんねー、ゆっくりできなくて」
「ううん、気にしないで。いきなり来たし…」
虎「また電話する」
「うん、待ってる」
店長は先にお店に戻って、一虎くんは、髪の毛を束ねて店のエプロンをする。
どうやら、このあと少しお店に出るみたい。
松野店長が休憩中だけ？とからしいけど…。
一虎くんと一緒に家を出る準備して、玄関へ向かった。
「仕事頑張ってね」
靴を履いて出ようとすると、一虎くんは何故か険しい顔で私を見つめる。
…なにか、したかな？
一虎くんの機嫌損ねてしまったのだろうか。
…そう思ったのも、束の間。
一虎くんは、ぎこちなく…
でも優しく、私を包み込むように抱きしめてくれた。
「え、あ…一虎くん…？」
虎「…ごめん、名残惜しくて…」
ふわっと香る、一虎くんの匂い。
急に距離が近くなって、心臓がバクバクする。
心臓の音聞こえちゃいそう……だし、
…緊張と、嬉しさと、愛おしさで…感情がごちゃ混ぜだ。
「…店長、に…怒られないかな…」
虎「んー………」
一虎くんは、私の肩にスリスリと頭を寄せる。
それがなんだか可愛くて、私はそっと一虎くんを抱きしめ返した。
しばらく、沈黙の時間が流れて、
その後口を開いたのは一虎くん。
虎「………………ちゅーしてもいい？」
「…………………うん、」
一虎くんは、私の頬に大きな手を添えると、
そっと触れるだけの、優しいキスをした。
一度唇が触れて、
…一旦離れて。
もう一度、唇を重ねた。
今までの人生で、こんな甘くとろけるような優しいキスをされたのは初めてで…。
初恋のような、甘いドキドキを感じた。
虎「……………やべぇ、ちょー…すき」
「私も…」
虎「………すき？」
「…うん、すき」
虎「へへ、かわいい」
ふわりと笑って、もう一度だけキスをする。
顔が離れると、私たちは目を合わせて照れ笑いをして。
…この瞬間、世界中の誰より一番幸せだと思った。
虎「…今度ちゃんとデートしようね」
「うん、色んなとこ行きたいね」
虎「うん！行こ。…あ、てかそろそろ行かないと千冬に怒られる」
「…行こっか」
名残惜しい気持ちは私にもあったけれど、私は一虎くんを店まで見送って、帰路を辿った。
続く (更新停止中)
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鈴＠不登校なりかけ(プロフ) - もう…好き…（語彙力皆無）一虎くんが死ぬほど笑ってるとこ見たいな…（）いっぱい更新して下さりありがとうございます… (5月14日 21時) (
レス) @page26 id: d1eba475be (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - 鈴＠不登校なりかけさん» 初めまして！コメントありがとうございます(>_<)私生活がバタついていて、更新遅れてしまい申し訳ないです…！待っていてくださってとっても嬉しいです！これから更新頑張りますので、どうぞよろしくお願いします！ (5月12日 0時) (レス) @page16 id: f848a8e85a (このIDを非表示/違反報告)
鈴＠不登校なりかけ(プロフ) - 初コメ失礼します。久しぶりの更新ありがとうございます〜(´；ω；｀)このお話大好きなので嬉しいです！応援してます。 (5月11日 23時) (レス) @page16 id: d1eba475be (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - あさん» 初めまして！コメントありがとうございます^^* 好きと言って貰えて嬉しいです！長らく時間が空きましたが、また更新再開しますので、どうぞよろしくお願いします！ (5月11日 22時) (レス) id: f848a8e85a (このIDを非表示/違反報告)
あ - めちゃくちゃ好きです…( ߹꒳߹ ) (2022年12月18日 7時) (レス) @page12 id: 2424924dd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷりん | 作成日時：2022年11月24日 9時
