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｢え！？それで明日映画観に行くの！？｣
｢うん…そんな話になってる｣
｢うへぇーまじか…Aにそんな事があったとは｣
金曜の夜。
タロウちゃんに今日はお店に行かないことを伝えて、私は大学時代の友人と飲みに来ている。
佐々木のさっちゃん。
なんだかんだ、7.8年の付き合いになる。
｢でもさぁ、なんで私なのかわかんないんだよね｣
｢どゆこと？｣
｢相手ね、イケメンだし背も高いし、優しくてすんごい温厚でね。それでいてスマホ使うの苦手っていうギャップあってさ｣
言語化すると、なんで私なんだろうって本気で思う。
そりゃ、大雨の日にXJランドまで案内したよ？
でも案内したくらいで、こんな仲良くしてくれるもんなのかな。
｢…めちゃくちゃモテそうだし｣
あれだけ気さくで話しやすければ、女の子沢山寄ってくるだろうし。
実際、彼が来た時近所のおばちゃん達がザワついてたしなぁ…。
イケメンが来たのよー！なんて言ってさ。
あれ、街歩いてるだけで声かけられるレベルでしょ。
｢A、好きなんだ？その人のこと｣
｢うーん……好きかどうかはわかんない。でも…｣
｢でも？｣
｢…私以外の女の子とも遊んでたらやだなとは、思う｣
私だけじゃないと嫌だ、とか…
付き合ってもないのに彼女面？って感じだけど。
でも、結構すきかもって自分でもわかってるの。
｢タロウちゃんはどうなんだろ｣
私がポロッと、そんなことを言うと、さっちゃんはさっきまでの優しい口調から一転する。
｢A…相手の男タロウって名前なの？｣
｢え、違う違う。タロウちゃんはあだ名で…名前は羽宮さん｣
｢苗字だけ？下の名前は？｣
下の名前…そういえば教えて貰ったことないかも。
毎回しれっとはぐらかされてたな。
なんか徐々に、聞かれたくないのかもって思って何も言わなくなっちゃった。
｢それさ、本当に大丈夫？｣
｢なんで？｣
｢だって、名前教えないってやばいでしょ…ヤリ目なんじゃないの｣
いや…
いやいや。
タロウちゃんに限ってそれはないでしょ。
職場までバレてて、しかも一切そんな素振りなくて…うん、それはない。
｢絶対明日名前聞いてきな！そんな男危ない！｣
｢えぇ〜…うーん…頑張る｣
個人的には、名前なんて良くない？って思うけど…
まぁちょっと気になる気持ちもあるし。
さっちゃんの言葉を、私は受け入れた。
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鈴＠不登校なりかけ(プロフ) - もう…好き…（語彙力皆無）一虎くんが死ぬほど笑ってるとこ見たいな…（）いっぱい更新して下さりありがとうございます… (5月14日 21時) (
レス) @page26 id: d1eba475be (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - 鈴＠不登校なりかけさん» 初めまして！コメントありがとうございます(>_<)私生活がバタついていて、更新遅れてしまい申し訳ないです…！待っていてくださってとっても嬉しいです！これから更新頑張りますので、どうぞよろしくお願いします！ (5月12日 0時) (レス) @page16 id: f848a8e85a (このIDを非表示/違反報告)
鈴＠不登校なりかけ(プロフ) - 初コメ失礼します。久しぶりの更新ありがとうございます〜(´；ω；｀)このお話大好きなので嬉しいです！応援してます。 (5月11日 23時) (レス) @page16 id: d1eba475be (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - あさん» 初めまして！コメントありがとうございます^^* 好きと言って貰えて嬉しいです！長らく時間が空きましたが、また更新再開しますので、どうぞよろしくお願いします！ (5月11日 22時) (レス) id: f848a8e85a (このIDを非表示/違反報告)
あ - めちゃくちゃ好きです…( ߹꒳߹ ) (2022年12月18日 7時) (レス) @page12 id: 2424924dd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷりん | 作成日時：2022年11月24日 9時
