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、
そうだ、あの時言われたのはそれだ…
気付くのが遅すぎた。
だけど、今更気付いたところで、時間が巻き戻るわけがなかった。
「ねぇ待って、違うから本当に!」
涼「…ごめん」
必死で止めようとする私の腕を振り払って、
涼太は歩いていった。
驚いた。涼太があんな目で私を見るなんて。
あんなに沢山顔合わせてきたのに、
初めて会った時よりもずっとずっと警戒して、
私を避けるような、睨むような…
亜「…ごめん、俺のせいで本当にごめん。
明日、涼太に言っとくから」
「ううん、大丈夫。」
亜「…これ。」
「え、?」
亜「俺、Aが好きだ。
だけど、もう諦める、Aは涼太しか見えてないみたいだし、
何より俺最低な事したし。」
「…ごめんね」
私に何かを握らせて、亜嵐くんは走り去っていった。
左手を見ると、星みたいにキラリと光るハートのネックレスが
儚く光っていた。
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あいり - 更新ありがとうございます!こちらこそ、よろしくお願いします! (2017年10月18日 0時) (レス) id: 5b903b7b5e (このIDを非表示/違反報告)
月姫(プロフ) - あいりさん» ありがとうございます!今日からまた更新再開しますので、よろしくお願いします! (2017年10月17日 20時) (レス) id: d907920963 (このIDを非表示/違反報告)
あいり - 体の調子、早く治してくださいね(^o^)v更新、とても楽しみに待ってます! (2017年10月15日 19時) (レス) id: 5b903b7b5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月姫 | 作成日時:2017年9月17日 20時