大嫌い ページ30
気が付けば、愈史郎さんの頭は少しずつ回復していた
愈史郎「珠世様!!俺は、言いましたよね?鬼狩りに関わるのはやめましょうと、最初から!俺の"目隠し"の術も完璧ではないんだ!貴女にもそれは分かっていますよね!!」
A(あの紙…愈史郎さんの血鬼術だったんだ…)
愈史郎「建物や人の気配や匂いを隠せるが、存在自体を消せるわけではない!人数が増える程、痕跡が残り、鬼舞辻に見つかる確率も上がる!!」
珠世「………」
珠世さんは申し訳なさそうに目を伏せて、俯いた
愈史郎「貴女と二人で過ごす時を邪魔する者が、俺は嫌いだ…大嫌いだ!!許せない!!」
朱紗丸「キャハハッ!何か言うておる。面白いのう、楽しいのう!十二鬼月である私に殺されることを光栄に思うがいい!」
炭治郎「十二鬼月?」
珠世「鬼舞辻直属の配下です!」
私は朱紗丸の目を見る
A(あれ…?十二鬼月は目に下弦や上弦、数字が刻まれているんじゃ…)
朱紗丸「遊び続けよう。朝になるまで、命尽きるまで!!」
朱紗丸はそう言って全ての毬を投げてきた
炭治郎さんも私も、自分の方に飛んできた毬をを斬る
しかし、どれだけ斬っても当たってきた
A(斬っても当たったり、起動が変わるのは可笑しすぎる…)
炭治郎さんの方を見ると、毬が当たりそうだった
A「炭治郎さん!危ない!!」
A『花の呼吸 肆ノ型 紅花衣!!』
私は技を出して、炭治郎さんに当たるのは食い止めたが、珠世さんと愈史郎さんに当たるのまでは止められなかった
炭治郎「!!」
A「珠世さん!愈史郎さん!」
珠世「私達は治りますから気にしないで!!」
珠世さんは血を流しながらそう言った
愈史郎「おい、間抜けの鬼狩り共!!
そう言って、愈史郎さんは視覚を投げてきた
それが私達の額に刺さる
A「ありがとうございます!炭治郎さん、木の上です!」
炭治郎「分かった!禰豆子、木だ!木の上だ!!」
炭治郎さんが言うと、禰豆子さんは木の上にいる鬼を蹴った
炭治郎『水の呼吸 参ノ型 流流舞い!!』
A『花の呼吸 伍ノ型 徒の芍薬!!』
炭治郎「珠世さん、この鬼は鬼舞辻に近いですか!?」
珠世「恐らく」
私と炭治郎さんは刀を構える
炭治郎「では必ずこの二人から血を血を取ってせます!!」
炭治郎さんはそう言った
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珠華姫(プロフ) - すみません。こちらから失礼します。この小説のトプ画ができました!トプの小説の方にて確認をお願いします。 (2019年8月31日 1時) (レス) id: 5e2ba1a325 (このIDを非表示/違反報告)
布袋尊(プロフ) - ( ´ ▽ ` )ノマタネ (2019年8月5日 20時) (レス) id: 4e763fa650 (このIDを非表示/違反報告)
カカオ - 布袋尊さん» はい、気を付けます! (2019年8月5日 15時) (レス) id: 6b1c7b8ef1 (このIDを非表示/違反報告)
布袋尊(プロフ) - おーう!体に気をつけろよ! (2019年8月5日 14時) (レス) id: 4e763fa650 (このIDを非表示/違反報告)
カカオ - 布袋尊さん» 有難うございます!頑張ります! (2019年8月5日 14時) (レス) id: 6b1c7b8ef1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カカオ | 作成日時:2019年5月19日 11時