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「さぁ、ここが俺の家だよ!ほら、入って入って♪」



イタリアはAを催促する。Aは靴を脱いで上がろうとするが、それは日本に教わったからであって、イタリアではそんなことはしなくていいのだ。



それをAに伝えると、彼女はどこの国ではそういう文化なのかと問う。



2国目ということもあり、そろそろこの世界について理解し始めて来たのだろう。



「んー、俺が知ってる限りだと、アジアの方では靴を脱ぐ習慣があるみたいだね。他はほぼ土足で大丈夫だよっ!」




「へぇ…そうなんですか。」




人間や国とは違い、すぐに記憶…データ化することができるので、学習能力が非常に高い。



「さて、ここがAちゃんの部屋ね?あとはだいたい自由に使って大丈夫。あっ、兄ちゃんがたまに泊まりに来るときに使う部屋は開けない方がいいからね!それじゃあ、俺はお昼ご飯作ってくるよ〜」



マシンガントークを終えたイタリアは嵐の様にその場を立ち去った。



これを台風一過と言うのだろうか…



「自由に…ですか。とりあえず、この部屋か確認しなくては…」



初期の頃と比べて、俄然人間らしい話し方、仕草になってきた。一人言も言うようになった。



何がここまで彼女を育てたのだろうか…



やはり、イタリアではないだろうか。彼の微笑みが彼女はまだ知らない、“安心”という感情を生み出していたのだろう。



自分もみんなと同じで良いんだと言うことを、悟ったのでは無いだろうか…



「これは花ですね。…デイジー。イタリアの国花。」



知識はあるのだが、それを見たときに何とも言えない、穏やかな気持ちになった。この感情は何だろう…



この感情も、いつか彼が教えてくれるのではないかと、どこかAは期待していた。



と、その時、扉をノックする音が聞こえた。



「Aちゃん、ちょっと良いかな?」



「えぇ、どうぞ。」



その声はイタリアだった。彼はAの了承を得て、部屋へと入ってきた。



イタリアの後ろには二人の男性がいた。一人はイタリアにそっくりで、もう一人はくるくるした髪が特徴的である。



「ロマーノさんに、スペインさんですね。」



それらも全て、Aに登録されている。彼女が言い当てた時、二人は感心した目で彼女を見た。

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  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

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南伊「俺のピッツァ、やるよ。」

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ふにゃこ(プロフ) - コメント失礼します!近未来モノでヘタリア…。すごい発想です。なんか、本当に紀田さんはすごいです…。 (2016年3月25日 2時) (レス) id: a9be79f543 (このIDを非表示/違反報告)
紀田日和(プロフ) - 莉愛さん» ごめんなさい、学校行ってました!(汗) (2016年2月15日 17時) (レス) id: 588f4773fd (このIDを非表示/違反報告)
莉愛(プロフ) - こんにちは (2016年2月15日 15時) (レス) id: 4a9ae00163 (このIDを非表示/違反報告)
莉愛(プロフ) - 紀田日和さん» ボード行けないので…。 (2016年2月15日 8時) (レス) id: 4a9ae00163 (このIDを非表示/違反報告)
莉愛(プロフ) - 紀田日和さん» 行けましたか? (2016年2月15日 7時) (レス) id: 4a9ae00163 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モノクロアリス x他1人 | 作者ホームページ:  
作成日時:2016年2月1日 13時

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