ボディガードは暗殺者でした (ページ7)

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6話ページ7

鬼道「風丸！近づくな！」

風丸「お前達はAの本当のことを知らないだろ！」

全員「⁉」

鬼道「本当のこと？」

風丸「Aは親に売られ、暗殺者の家に行った」

親に売られたというフレーズにタツヤが反応したタツヤも親に捨てられたからだ

タツヤ「Aちゃんが？」

風丸「暗殺者はAを利用して、今までの罪を全てAがしたということにしたんだ」

つくし「え？それじゃあAちゃんは」

吉良「殺してねぇのか？」

風丸「あぁ、暗殺者が人を殺していくほど罪はAにいく、だから警察にも追われたそうだ」

鬼道「だが彼奴はあそこまで強い」

風丸「彼奴が暗殺をしたという証拠に注射器で攻撃力などを向上させる薬を打ったそうだ」

坂野上「でも暗殺者じゃないという証拠はありません！風丸さんはそいつに黙れてるんですよ！」

鬼道「坂野上の言うとうりだ」

タツヤ「……」
『風丸「親に売られた」…これが本当ならAちゃんは』

A「うっ」

つくし「風丸さんを騙すだなんて！」

神門「許されませんね」

風丸「違う！Aは」

A「風丸もういい証拠がないんだ今の私は暗殺者、お前とは違う」

Aはふらふらと立ち上がった

A「親に売られたこと、暗殺者が私を利用したこと、証拠なんてない」

灰崎「まだ立てるのかよ嘘つき野郎！「ガシ」なに⁉」

Aは灰崎の足をつかみまた離した

A「こんなゴミ蹴ったら汚れる」

そう言って歩いていった

剛陣「なんだよ彼奴！オーストラリア戦もあるのによ！」

タツヤ「俺は信じてみようと思う」

全員「⁉」

吉良「タツヤ！証拠なんてどこにも((タツヤ「あの目」は？」

タツヤ「あの目は捨てられた人の目だ、俺だってあんな目だったから」

全員「……」

円堂「お前達！」

全員「？」

円堂「確かにAのことについて証拠はないだけど嘘っていう証拠もない」

風丸「それに彼奴が血を吐いたのみただろ、監督が言っていたことは嘘じゃないならAが俺を騙す必要はない」

明日人「確かに」

氷浦「Aは俺達に手を出せないしな」

吉良「へ！だがらなんだ本当かどうかわかんねぇじゃねぇか」

つくし「確かにそうだよ！」

一星「どっちが本当なんでしょう」

全員「……」

A視点

A「グハッ！」

影オロチ「主！極楽の術！」

A「ありがとうございます、影オロチ」

影オロチ「主はなんて無茶を」