検索窓
今日:3 hit、昨日:14 hit、合計:48,920 hit

41 ページ41

《サーティエンス様......

どこにお行きになられるのですか?》


「ユールの魂か......」


《サーティエンス様......どうかご無事で......》


静まれ......


サーティエンス等......


《サーティエンス様......

わたくしの心はあなた様に......》


......ユールもまた......


愛しい人を失った


私も同じく人を失った


同じ魂は引かれ合うのだな......


「許せ......」


「......エトロ様どうして第一階層にいらっしたんでありんすか?」


「......外の空を見たかったの


......空は偉大ね」


「......至高の御方よりも......でありんすかぇ?」


「......わからないわ


でもねこちらになら......空よりも私たちが......一番かもね」


「ぶっちゃけアインズ様とエトロ様どちらがお強いんでありんすか?」


「時と場合によるの


私の完全武装なら負けはしないわ


でも、


縛りがあるとキツいわね」


「そうでありんすか......


あ...それ以上行かれんすと恐怖公の所に転移されんすよ」


「き......恐怖公......か...」


「エトロ様も怖いんでありんすか?」


「......怖いと言うか......


生理的に無理ね


あれゴキッ......んん


暗黒の堕天使よ」


「そうでありんすね


妾も苦手でありんす」
 

「なんか話があって良かったわ」


「エトロ様

妾もついていってもよろしいですかぇ?」


「ええ


じゃあいらっしゃいな」


手を差し出す


シャルちゃんは戸惑っていた


「どうしたの?」


「わ......妾は...フライでも......」


「......あなた達はかつての仲間達の子供と同じよ


私はあなた達を等しく愛しているの


......愛を注がして...?」


「わかりんした......//」


本当に可愛いわね


「じゃあ行くわよ」


「わわわわ......」


「しっかり掴まっておきなさい」


「は......はい......」


「はぁ......すごいわね......」


やっぱり月見は夜に限るわ


「月明かりだけで見えるのはそんなに珍しいのでありんすかぇ?


第六階層の空も同じでありんすが......」


「......本物と、偽物は各が違うわ


でもそうね......


どれも同じよ


でも......美しいわ」


「......そうでありんすか」


「どうしたの?」

42→←40



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
51人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:神無 | 作成日時:2017年1月12日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。