検索窓
今日:13 hit、昨日:14 hit、合計:48,930 hit

22 ページ22

「はぁ......」


「モモン様どうしたの...ですか?」


「今は敬語じゃなくていいぞ


ユール


いつぞやの日みたいにタメで良い


その方がお前らしい」


今はナーベラルがどこかに行き、


ユールと二人っきりだ


これでさして喜ぶべき所ではないがな


「でも...」


「お前はナーベラルやアルベドのように産み出されたのではないのだからな」


「でもアインズ様に拾われて、


名前をくれました


それはアインズ様の御手によって産まれたユール


パドラ=ヌス・ユールはアインズ様が名付けられた名前


確かにナーベラル様やアルベド様...


パンドラズ・アクター様とは違います


ドッペルゲンガーでもサキュバスでもありません


でも、私はアインズ様の御手に産み出されたんだよ


しかも至高の御方々のまとめ役で、


ナザリック地下大墳墓の絶対の支配者


アインズ・ウール・ゴウン様の名において、


私を保護してくださりました


ならば私の命はアインズ様に......」


何でユールまで社畜属性なんだよ!!!


「......私はそのままの...


ありのままのユールを望んでいる


タメ口も、魔法も......な」


「でも......」


「ユールを拾ったのは誰だ?」


「アインズ様です......」


拗ねた


ユール拗ねた


「わかりました


ですが、アインズ様と二人っきりの時だけですよ」


「わかれば良い」


暫く考え事をしていると、


ベッド__ユールが寝起きしている__の上で頬を膨らましてこちらを見てきた


「......なんだ?ユールよ」


「何でもない


アインズ様のバカ」


......守護者が聞いたら確実にユールを殺しにかかるだろうなぁ


アルベドの場合マジで殺りかねんな


まぁそちらの方がユールらしいと言えばらしいな


「はぁ......


まぁ良い


部屋から出るなよ」


「わかってるよ」


ユールはたまに敬語が抜けるときがある
 

そちらの方がこちらとしても楽で良い


......大体敬語じゃない方が気が張らなくてすむからなぁ......


トテテテ


ドスッ


「ん......?


なんだ?ユール」


ユールが突然走ってきて、俺の膝の上にフライの魔法で座ってきた

23→←21



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
51人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:神無 | 作成日時:2017年1月12日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。