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レ「…うん。やっぱり前より部屋綺麗やな」
キ「おい、お邪魔しますを言え。」
レ「あ、お邪魔しま〜す」
キ「………。」
お家に帰ってきて、2人は先にリビングへ。
『お茶とココアどっちがいい?』
キ/レ「ココア!!」
『…ふふ、はーい。』
ここでも仲良いんだよなぁ……ホントに微笑ましいよ。
*
甘い香りが漂うカップを3つ持って、何やら騒がしいリビングへ向かう。
『お待たせ〜。ココア持ってきたよ。』
キ「っあ、悪ぃ、今手伝いに行こうと思ってたんだけど…」
『ううん。大丈夫!……はい、2人ともどうぞ。』
レ「やったー!ありがとう(人1)ちゃん。」
にこーっと可愛らしい笑顔でお礼を言ってくれたレトさん。
『いえいえ。』
キ「あ、これ(人1)のコントローラーな。」
『うわっ、あ、ありがとう…。』
『でも、私もやっていいの?2人だけで対戦したいんじゃ…?』
キ「は?何言ってんの。お前も一緒にするに決まってんだろ?」
レ「俺ら、最初からそのつもりやったんやけど……イヤ、かな?」
『あ、いやいや!そんなわけじゃなくて!』
キ「じゃあ、いいよな。始めるぞ〜」
レ「よし!負けへんからな!」
キ「そう言っていっつも負けてんじゃん。」
レ「う、うるさいなぁ!今日は絶対に勝つから!」
キ「はいはい。……あ、(人1)こっちおいで。」
自分の横を指さして、ニコニコと笑っている。
『……うん!』
言われた通り、横にストンと座る。
キ「俺、誰使おっかな〜……」
レ「俺ヨッシー!」
『じゃあ、私ピカチュウ!』
キ「え、お前ら早。……んー、じゃあ俺コイツにしよー。」
そう言って決定ボタンを押して、ゲームスタート。
『えっ、キヨくん強っ!?』
キヨくんスマブラこんなに強かったんだ……。
うわ、これ絶対勝てないや。
レ「わー!!キヨくんやめてぇぇぇ」
キ「ハハハハ!!オラァ!」
レ「ええー!!終わったんやけど!!」
キ「俺に今日こそ勝つって意気込んでたのは誰だっけなぁ?なぁ、レトさん。」
レ「くっそぉ……違うんや!キヨくんが強すぎるんや!」
『まぁ、確かにそうだよね。キヨくん強すぎだよね』
キ「ふふん、お前らが弱すぎんだよばーーか!」
レ「なっ!?ば、バカとはなんや!」
キ「だってホントの事じゃん。」
レ「むきーっ!…なぁ、(人1)ちゃんもなんか言うたってよ!」
『え?……え、えっと、だ、ダメだよキヨくんっ!』
精一杯怒ったつもりだったんだけど、なぜか2人に笑われた。解せぬ。
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狐羽(プロフ) - おかかさん» ありがとうございます!(笑)そう言っていただけるととても嬉しい限りです! (2016年10月1日 21時) (レス) id: e6c241ef63 (このIDを非表示/違反報告)
おかか - 今私の頭の中(何この癒される(バ)カップル( ^o^)<ン“ン“ン“ン“ン“)と、なっております(笑) (2016年10月1日 20時) (レス) id: b950937163 (このIDを非表示/違反報告)
狐羽(プロフ) - 花さん» ありがとうございます…(´;ω;`) (2016年8月19日 8時) (レス) id: e6c241ef63 (このIDを非表示/違反報告)
花 - えっ。面白い(真顔) (2016年8月19日 4時) (レス) id: e5a110fb49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:狐羽 | 作成日時:2016年8月7日 14時